さの秀郷まつり 〔開催場所=地図〕

 毎年、8月初旬に3日間行われます。この祭りは、平成5(1993)年に「第1回さの秀郷まつり」として始まり、平成13(2001)年度で第9回を数えます。平成13年は、8月10日(金)~12日(日)の3日間にわたり開催されました。
 現在は、8月第1土・日曜日の2日間開催されます。このページの写真は、過去の秀郷まつりからピックアップしての公開です。

秀郷パレード
 昼間は、秀郷パレードが行われます。パレードは市役所周辺路上の300m位ですが、その後、武士の衣装で行われるステージは見ごたえがあります。

市民総おどり
 佐野駅前通りと旧国道50号線を舞台に、「佐野まつり」「華の秀郷」の曲に合わせおどる総勢1,500人を超える市民が参加の総おどりです!
〔2000/8/5 PM6:30〕

神輿と先達
 担ぎ手の掛け声と汗が飛び交います。赤鬼仮面を付け赤色の装束に身を固めた異様な雰囲気をかもしだしているのは、先達なのでしょうか?神輿のムードを盛り上げています。〔2000/8/6〕

神輿をリードする人
 年季の入った法被を着て拍子木を持ち高台に上がって、神輿をリードしています。彼のリードする方向へ神輿が動きます。〔2000/8/6〕

神輿渡御
 今回の秀郷まつりで一番勇壮だった神輿渡御です。恐持てのお兄さん達が汗を飛び散らしながら、一糸乱れぬ掛け声で担いでいました。担ぎ手の両肩には握り拳大のコブがありました。〔2001/8/12 PM8.40〕

女神輿渡御
 女御輿の登場です。揃いの法被で凛々しく見えました。女性?らしさを出すためピンクのネオンをフィーチャーして写真に納めました。いかがでしょうか…
〔2001/8/12 PM7:45〕

お囃子
 下都賀郡藤岡町の大田和地区から「大田和若連」の出場で、笛・太鼓・鐘のお囃子です。毎年の参加で今年の祭りも盛り上げて頂きました。
 写真の提灯山車は、小型ですが夏の夜に映えムードを盛り上げます。〔2001/8/12 PM7:30〕

「Z-1」エキサイトライブ
 全日本国民的美女コンテストの応募者15万人から選ばれた4名(上戸彩・根食真美・藤谷舞・西脇愛美)によるオスカープロモーションのガールズユニット。平成12(2000)年8月6日(Sunday)20:00~市役所南側の特設ステージの模様です。
※ 売り出し中の若い「上戸彩」が来ていたなんて、10年も経ってから気がつき驚きです!  「Z-1」情報はこちら…

沖縄アクターズスクール宇都宮校ライブ
 2001年のステージは、沖縄アクターズスクール宇都宮校ライブの3ユニットが登場です。ロック・ミュージックに合わせたダンス・ショーは、迫力さえ感じさせました。今後が楽しみです。
〔2001/8/12 PM8:15〕

和太鼓ショー
 みこし・おはやしパレードと同時刻、街角で繰り広げられた和太鼓ショーです。今年は、隣町の下都賀郡岩舟町から「武蔵太鼓」がお目見えです。和太鼓は日本のお祭りにピッタリですね。盛り上げて頂きました。
〔2001/8/12 PM8:30〕

街角ライブで歌う「女性ディオ」
 地元のインディーズバンドが1グループ30分で交替しながらのライブです。写真の女性ディオは、なかなか見事なハーモニーでした!特にバラード系のハーモニーが素敵でした。来年も期待しています!
〔2000/8/6〕

美容ライブ・パフォーマンス
 2001年の秀郷まつりでは、初めて美容パフォーマンスが行われました。カットシーンを大型スクリーンに映し出すとさらに面白いように思えました。
〔2001/8/12 PM:8:50〕

秀郷流流鏑馬 (ひでさとりゅうやぶさめ)
 秀郷まつりの内容は、開催年度により少しづつ変化しているが、大きな変化を見せたのは平成20(2008)年度の「第16回秀郷まつり」である。この年から祭りの目玉として「秀郷流流鏑馬」を導入しています。
〔2010/8/8 Sunday〕


「佐野七夕まつり」 と 「さの秀郷まつり」
七夕まつりの飾り付けをする商店主ら
昭和38年頃のギオン通り
 さの秀郷まつりは、平成5(1993)年から始まりましたが、この祭りの前身は「佐野七夕まつり」でした。
 その「佐野七夕まつり」が始まったのは、昭和29(1954)年で、商店連合会の主催により8月5日~7日の3日間開催されました。
 以後、回を重ねるにしたがって各商店では大掛かりな竹飾りやテーマ物の仮設飾りが華やかになり、昭和35(1960)年に「第7回佐野七夕まつり」が、NHKテレビで放映されると更に人気を博しました。
 この七夕飾りには「竹飾り」と「テーマ物の仮設飾り」の2区分でコンクールがあり、飾りの優位により「知事賞」「市長賞」などが授与され人気を呼びました。そのため祭りが近づくと各商店では数ヶ月前から準備に入り、熱の入った商店では半年前から準備を始めたなどの話を聞いたこともあります。
七夕まつりで露天商の風船釣りをする
子供たち。昭和33年頃
 その頃は、七夕飾りの材料は主に「和紙」が使われ、手間暇かけて作られていました。昭和50年代に入ると材料は「セルロイド」が主流になり、手間のかからない出来合いのものが使用されるようになりました。そうなると七夕まつりの味わいは薄れ、何時の間にか見物客も減少し「祭り」の体をなさなくなりました。
 他にも廃れた原因には幾つかの説があり、自動車の普及に伴い交通事情が悪化し規模が次第に縮小され魅力がなくなった。というものから鉄道や道路などの交通網が発達した上、テレビの普及により情報伝達が早まり仙台の七夕まつりなどの情報が身近になったことによる「見劣り説」や、佐野の七夕まつりが旧暦の8月に行われていたため7月実施組と比べると2番手に見られたこと。地方都市の例に漏れず昭和40年代の高度成長期に乗り遅れたこと。などの諸説が実しやかに語られました。いずれにしてもそれらが相まって「佐野七夕まつり」は廃れていきました。
 その状態を何とか打開しようと始まったのが「さの秀郷まつり」です。この祭りも今では第20回を重ね、佐野の数ある年間行事の中でも最大の行事になっています。
〔2012/8/12 Sunday〕
秀郷まつり開催記録
回 次開  催  日
第24回平成28(2016)年8月06日(土)~07日(日)
第23回平成27(2015)年8月08日(土)~09日(日)
第22回平成26(2014)年8月09日(土)~10日(日)
第21回平成25(2013)年8月10日(土)~11日(日)
第20回平成24(2012)年8月11日(土)~12日(日)
第19回平成23(2011)年8月06日(土)~07日(日)
第18回平成22(2010)年8月07日(土)~08日(日)
第17回平成21(2009)年8月08日(土)~09日(日)
第16回平成20(2008)年8月09日(土)~10日(日)