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五線譜

カニサボテン

photo 2011/1/12  9:50photo 2011/1/12
学 名Schlumbergera
科属名サボテン科 シュルムベルゲラ(ジゴカクタス)属
別 名シャコバサボテン、カニバサボテン、クリスマスカクタス、デンマークカクタス、
原産地ブラジル・リオデジャネイロ州のオルゴンス山脈で発見された
花 期11月初旬〜翌年3月
高 さ15p〜40p
花 色赤、白、ピンク、オレンジ、黄、複色など
花言葉美しい眺め、一時の美、蓬菊(よもぎぎく)=平和、蓬(よもぎ)=決して離れない
誕生花12月1日

コメント
 カニサボテンは庭に咲く花ではないが、数少ない冬季の花として鉢植えで育てている。出来の良い年とそうでもない年があり、等しく育てるのは結構難しい。

雑 記
 ブラジルのリオデジャネイロの低地から高地までおよそ5種が分布するサボテンで、主に樹上や岩の上に根を張っている。標高の高いところに生息し葉が丸いものを「カニサボテン」と呼び、標高の低いところに生息する葉先が鋭い「シュルンベルゲラ・トルンカタ(S. truncata)」を片親として、他の種を掛け合わせてできた園芸品種を一般に「シャコバサボテン」と呼んでいる。
 シャコバサボテンの交配親として代表的なものに「シュルンベルゲラ・ラッセリアナ(S. russeliana)」があり、この種は葉のフチが丸みを帯び、ギザギザの鋸歯にならず「カニサボテン」という。
 シャコバサボテンはクリスマスの時期に咲くことから「クリスマス・カクタス」とも呼ばれている。葉にギザギザが無く比較的丸葉の「カニサボテン」は正月から春先にかけて咲く。日本へは昭和50年頃、デンマークから渡来したことで「デンマークカクタス」の名で呼ばれ、多種多様な品種が流通するようになった。
 日本では側縁の突起が丸みを帯びたものを蟹に似ていることから「カニサボテン」又は「カニバサボテン」と呼び、側縁の突起が鋭いものをシャコの体に似ていることから「シャコバサボテン」と呼んでいる。
 カニサボテンの花弁は薄く後ろ側に反り返る。冬に咲く品種を「クリスマス・カクタス」と呼び、デンマークで品種改良された大輪で花付きの良い品種群は「デンマーク・カクタス」と呼ばれている。

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