クリスマスローズ
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学 名 | Helleborus niger |
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科属名 | キンポウゲ(金鳳花)科 ヘレボラス属 |
別 名 | ユキオコシ(雪起し)、カンシャクヤク(寒芍薬) |
原産地 | ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアに約20種が分布 |
花 期 | 12月〜翌年3月 |
高 さ | 30p〜60p |
花 色 | 赤、ピンク、黄、グレー、白、緑、アプリコット、パープル、複合色など多数 |
花言葉 | 追憶、私を忘れないで、私の不安を取り除いてください、慰め、スキャンダル |
誕生花 | 3月6日、11月14日、11月17日、12月20日、12月26日 |
コメント
花壇に7〜8本のクリスマスローズが植えてある。花色は緑と白のグラデーションが美しい種類だ。花壇に植えたままだと緑葉と同化して目立たないが、切花にして部屋に飾ると可憐な美しさが冴え渡る。クリスマスローズという名前なので、クリスマスの時期に咲きそうだが、我家のクリスマスローズは、その時期まだ蕾のままであり、本格的に咲き始めるのは1月中旬過ぎである。
雑 記
学名の「ヘレボラス(Helleborus)は、ギリシャ語の「地獄」に由来する。荒れた土地に自生することから付けられた。また、学名の「niger」は、地下に横たわる黒く短い「根」に因んだ名前で、この根は、ヨーロッパで古くから薬用として利用されていた。
別名の「ユキオコシ(雪起こし)」とは、寒さに強く、冬枯れの大地で雪を持ち上げて花を咲かせるところから名付けられた。
クリスマスローズを含むキンポウゲ科ヘレボラス属は、ヨーロッパから西アジアにかけておよそ20種、中国に1種が知られている。毎年花を咲かせる多年草である。
クリスマスローズの名前は本来ヘレボラス属の中でも「ニゲル」という一つの種につけられた名前であるが、日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的で、言い換えれば、前者は「狭い意味でのクリスマスローズ」、後者は「広い意味でのクリスマスローズ」ともいえるでしょう。
クリスマスローズは、ガーデニングの本家の英国に限らず世界中で愛されている。品種改良が進んで色の種類が増え鮮やかになったこともあるが、花の少ない冬が開花期に当たること、さらに半日陰でも育つ丈夫さを持っていることなどが挙げられる。