<Home... <Index... <1つ前に戻る...

五線譜

クリスマスローズ

photo 2005/1/25  10:25photo 2005/1/25  10:28
学 名Helleborus niger
科属名キンポウゲ(金鳳花)科 ヘレボラス属
別 名ユキオコシ(雪起し)、カンシャクヤク(寒芍薬)
原産地ヨーロッパ、地中海沿岸、西アジアに約20種が分布
花 期12月〜翌年3月
高 さ30p〜60p
花 色赤、ピンク、黄、グレー、白、緑、アプリコット、パープル、複合色など多数
花言葉追憶、私を忘れないで、私の不安を取り除いてください、慰め、スキャンダル
誕生花3月6日、11月14日、11月17日、12月20日、12月26日

コメント
 花壇に7〜8本のクリスマスローズが植えてある。花色は緑と白のグラデーションが美しい種類だ。花壇に植えたままだと緑葉と同化して目立たないが、切花にして部屋に飾ると可憐な美しさが冴え渡る。クリスマスローズという名前なので、クリスマスの時期に咲きそうだが、我家のクリスマスローズは、その時期まだ蕾のままであり、本格的に咲き始めるのは1月中旬過ぎである。

雑 記
 学名の「ヘレボラス(Helleborus)は、ギリシャ語の「地獄」に由来する。荒れた土地に自生することから付けられた。また、学名の「niger」は、地下に横たわる黒く短い「根」に因んだ名前で、この根は、ヨーロッパで古くから薬用として利用されていた。
 別名の「ユキオコシ(雪起こし)」とは、寒さに強く、冬枯れの大地で雪を持ち上げて花を咲かせるところから名付けられた。
 クリスマスローズを含むキンポウゲ科ヘレボラス属は、ヨーロッパから西アジアにかけておよそ20種、中国に1種が知られている。毎年花を咲かせる多年草である。
 クリスマスローズの名前は本来ヘレボラス属の中でも「ニゲル」という一つの種につけられた名前であるが、日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的で、言い換えれば、前者は「狭い意味でのクリスマスローズ」、後者は「広い意味でのクリスマスローズ」ともいえるでしょう。
 クリスマスローズは、ガーデニングの本家の英国に限らず世界中で愛されている。品種改良が進んで色の種類が増え鮮やかになったこともあるが、花の少ない冬が開花期に当たること、さらに半日陰でも育つ丈夫さを持っていることなどが挙げられる。

五線譜

<Home... <Index... <1つ前に戻る...