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五線譜

フクジュソウ(福寿草)

photo 2011/2/20  9:45photo 2011/2/25  9:10
学 名Adonis amurensis
科属名キンポウゲ(金鳳花)科 フクジュソウ(福寿草)属
別 名元日草、ツイタチソウ(朔日草)
原産地日本、中国、朝鮮半島、シベリア
花 期2月初旬〜3月中旬
高 さ咲き始めの数cm〜30cm
花 色赤、橙、黄、白、緑
花言葉幸福、幸せを招く、永久の幸福、思い出、悲しき思い出、回想
誕生花1月1日、1月12日

コメント
 福寿草の花は2月初旬から咲き始めると物の本には書いてあるが、我が家では裏庭に植えてあるせいか2月下旬の20日過ぎにならないと毎年開花することがない。その分遅くまで咲いているかというと3月中旬を少し過ぎたあたりから花は枯れてしまう。それでもこの花が咲き始めると「春はもう直ぐ」という気分になる。

雑 記
 キンポウゲ科の多年草。花色は黄色で園芸種に緑色がある。「古典園芸植物」の一つである。江戸時代から正月の縁起飾りとする風習が始まり、盛んに品種改良された。
 根は強心・利尿作用のある民間薬として使われることがある。しかし根に毒性を持つので素人判断は禁物である。蕾を「ふきのとう」と間違えて食べ、中毒を起こす事例が稀にある。
 福寿草は、露地植えにしておくといつの間にかなくなってしまう。同じ場所で栽培し続けると連作障害を起こしやすい植物である。植え替え株分けの際は同じ場所を避け、できるだけ新しい場所に植えつけるようにする。
 学名の「アドーニス(Adonis)」とは、ギリシャ神話で、愛と美の女神であるアフロディーテに愛された美少年アドーニスにちなむ。アドーニスは、ほかの女神たちの嫉妬を受けて殺されてしまう。それを知ったアフロディーテは、悲しみのあまりアドーニスの血を真赤な花の咲く草に変えたところから、アドーニスと名付けられた。故に欧州産のフクジュソウは赤花なのである。

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