ムスカリ
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学 名 | M. neglectum |
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科属名 | ユリ(百合)科 ムスカリ属 |
別 名 | グレープヒヤヒンス、ブドウムスカリ |
原産地 | 地中海沿岸、トルコ、コーカサス地方などの西南アジア一帯 |
花 期 | 3月〜4月 |
高 さ | 15cm〜20cm |
花 色 | 紫、青、白 |
花言葉 | 明るい未来、寛大な愛、通じ合う心、失望、失意、絶望 |
誕生花 | 1月30日、2月26日 |
コメント
我が家のムスカリは、庭の片隅に春が訪れると冷たい土を割って芽吹き青紫の可憐な鈴なりの花を咲かせる。黄色のスイセン、青・白・ピンクのヒヤヒンスと共に春を告げる嬉しい花である。これらの花が咲き始めると空気が温み、間もなく初夏の訪れを感じ始める。
雑 記
ムスカリとはギリシャ語の「麝香(じゃこう)」=「ムスク」を意味する語からきており、原種にムスクの香りを放つ種があることからきている。
主な品種には、一般的な青色のムスカリの「アルメニアカム」。花色が濃紫でブドウのようにたくさんの花穂をつける「ブドウムスカリ」。白花種の「ネグレクタム」。やや花が小さめで2色咲きの「マウントフット」などがある。
ムスカリの特徴は、穂状に鐘形の小さな花を沢山咲かせる。花弁は紫色系と青色系の強いものがある。葉は細長く少し肉厚で、植えたまま放任すると暖かい時期に葉がだらしなく伸びてしまうが、性質は大変丈夫で半日陰でも育つ。
球根は毎年掘り上げる必要は無く、寒さにもかなり強く増え易い。園芸品種には比較的花茎が長くなる切花にも適した品種や、矮性種などがある。一重のものが多いが八重もある。
西洋圏では、紫色や青色に悲観的なイメージを抱くことから、花言葉も割合悲観的なものが多い。