ハナダイコン
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学 名 | Orychophragmus violaceus |
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科属名 | アブラナ(油菜)科 オオアラセイトウ属 |
別 名 | オオアラセイトウ(大紫羅欄花)、ムラサキハナナ(紫花菜)、ショカッサイ(諸葛菜)、ダイコンの花 |
原産地 | 中国 |
花 期 | 3月初旬〜5月下旬 |
高 さ | 20cm〜50cm |
花 色 | 紫、白色 |
花言葉 | 知恵の泉、優秀 |
誕生花 | 2月15日、4月5日、12月12日 |
コメント
敷地の北東の隅にハナモモ(花桃)が植えてある。その下がハナダイコンの生息場所である。しかしこの場所はハナダイコンの花期が終わる頃、ミョウガの場所となる。それでも毎年、花を見せてくれるから有難い。
雑 記
中国原産の帰化植物である。。日本へは江戸時代の1835年頃に鑑賞用として渡来したものが、戦後になって野生化し、全国に広がったものである。欧米では最も伝統のある園芸植物とされている。
別名を「大紫羅欄花(オオアラセイトウ)」「紫花菜(むらさきはなな)」「諸葛菜(しょかっさい)」「だいこんの花」とも呼ばれる。特に中国ではこの植物を食用として栽培しており、三国志の諸葛孔明が戦闘の先々でこの種子を蒔き、食料となるよう栽培したことから「諸葛菜」と名付けられた。
花が大根に似ているのでこの名前になる。花弁の大きさが2〜2.5cm前後、4弁花で風車のような形をしている。放っておいてもこぼれた種で翌年も元気に育つ。
春に直立した茎の先端に総状の花序をつけ、淡紫色の十字形の平開した4弁花を咲かせる。花の中央に6本の雄しべと1本の雌しべがあり、雄しべの葯と雌しべの柱頭はいずれも黄色である。萼片は4個。咲いてしばらくすると、濃い紫色になってくる。
中部より上の葉は細長く、茎を抱いて互生します。下部の葉と根生葉は、羽状に深い切れ込みがある。根生葉の裏面は白い短毛があり、白っぽく見える。鋸歯は無く、先端は鈍く尖り、短い葉柄があります。葉質は厚く、全面に白い短毛がある。