ライラック
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学 名 | Syringa vulgaris |
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科属名 | モクセイ(木犀)科 ハシドイ属 |
別 名 | リラ、ムラサキハシドイ(紫丁香花) |
原産地 | イラン北部の山岳地帯、ヨーロッパ |
花 期 | 4月〜5月 |
高 さ | 2m〜8m |
花 色 | 紅紫色、白、赤、ピンク、淡青、紫など |
花言葉 | 愛の芽生え、思い出、初恋、友情、謙遜の美徳、初恋、若者の無邪気さ |
誕生花 | 5月17日、6月12日 |
コメント
敷地の東に3年程前に足利フラワーセンターで苗木を買ってきて植えたものだ。今年初めて花が5個ほど咲かせた。ライラックの花はもう少し元気が良いものと思っていたが、写真にあるように少し捩れて咲いている。病気でもあるのだろうかと心配である。
このライラックの木は平成23(2011)年に枯れてしまった。
雑 記
モクセイ(木犀)科、ハシドイ属、学名は「Syringa vulgaris」。Syringa(シリンガ)は、ギリシャ語の「Syrinx(パイプ・笛)」が語源で、この木の枝からパイプや笛を作ったことから。
原産地は、イラン北部の山岳地帯。十字軍によりヨーロッパに運ばれ、フランスにて改良が進む。その後アメリカなどに拡散し、日本へは明治22年に、アメリカ人宣教師のサラ・クララ・スミス女史によりもたらされた。この木が北海道大学付属植物園に現存している。
樹高は2m〜8m前後。開花時期は4月から6月にかけて。直径1.5cm位の花を枝先に穂状に固めて咲かせ、花穂の長さは10cm〜20cmである。この「端に固まる咲き方」が「紫丁香花(ムラサキハシドイ)」という日本名の由来となっている。
花色は紅紫色、白、赤、ピンク、淡青、紫などがある。園芸種では八重咲き種や花弁の形が変わってるものなど様々である。とても良い香りで香水の原料にもなる。
別名を、フランスでは「リラ」と云い、「リラの咲く頃」とは一番良い気候のことを指している。日本では先に述べたが「紫丁香花(ムラサキハシドイ)」と呼ばれている。
原産が高山地帯なので、日本のような高温多湿を嫌い、花色もくすんでしまう。唯一、北海道の気候には馴染めるようである。従って、栃木県にある当家のライラックは枯れてしまった。残念!