<Home... <Index... <1つ前に戻る...
オオムラサキツツジ(大紫躑躅)
![](p1/hana04_13_1.jpg) | | ![](p1/hana04_13_2.jpg) |
photo 2010/4/18 8:25 | | photo 2010/4/18 8:30 |
学 名 | Rhododendron pulchrum(大紫躑躅) |
科属名 | ツツジ(躑躅)科 ツツジ(躑躅)属 |
別 名 | オオムラサキリュウキュウ、オオサカズキ |
原産地 | 原産地不詳の園芸品種で、ケラマツツジとリュウキュウツツジとの交配説など |
花 期 | 4月〜5月 |
高 さ | 1m〜2m |
花 色 | 赤紫色 |
花言葉 | 努力、訓練 |
誕生花 | 5月4日 |
コメント
前庭に「オオムラサキツツジ(大紫躑躅)」2本が植えてある。平成元年に庭を整備した時に植えたもので、すでに20年を経過している。2本とも丸刈りに毎年剪定しているが、小さく詰めすぎるせいか毎年満開とはならない。全く咲かない年もあるので、ツツジグンバイに新芽を食害されているのかも知れない。
雑 記
![](p1/mark_01.gif)
「オオムラサキツツジ(大紫躑躅)」は、「ツツジ(躑躅)」の中で花が一番大きく、一般に「ツツジ」と言えばこの品種を指す。赤紫色の大輪の花を咲かせるので「大紫躑躅」と呼ばれるようになり、普通に「大紫」と呼んでいる。厳密には「平戸躑躅(ヒラドツツジ)」の一品種である。
![](p1/mark_01.gif)
「ヒラドツツジ(平戸躑躅)」は、長崎県平戸市で品種改良されたもので、江戸時代より数多くの華やかな品種が作り出されている。オオムラサキはヒラドツツジの品種群の1つである。ケラマツツジ(慶良間躑躅)とリュウキュウツツジ(琉球躑躅)の交配からできたという説と、ケラマツツジとキリシマツツジ(霧島躑躅)の雑種という説とがある。
![](p1/mark_01.gif)
オオムラサキは、ヒラドツツジの中でも耐寒性があり。都市公園や街路樹などにも積極的に取り入れられている。現在300種を超える園芸品種がある。オオムラサキは赤紫色とのイメージが一般的であるが、種類も花色も豊富にある。
![](p1/mark_01.gif)
「ツツジ(躑躅)」は万葉集にも詠まれているように古くから在り、花が連なって咲くことから「つづき」、また花が筒状であることから「つつ」などと呼ばれて、これらが変化して「つつじ」になった。学名にある「pulchrum」は美しいの意味である。
![](p1/mark_01.gif)
「ツツジ(躑躅)」が詠われているもの…
「百両の 石にもまけぬ つつじ哉(かな)」 小林一茶
「近道へ 出てうれし野の 躑躅かな」 与謝蕪村
「つつじいけて 其陰(そのかげ)に 干鱈(ひだら) さく女」 松尾芭蕉
「水伝ふ 磯の浦回(うらみ)の 岩つつじ もく咲く道を また見なむかも」 万葉集
![五線譜](b_music_hr.gif)
<Home... <Index... <1つ前に戻る...