アネモネ
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学 名 | Anemone coronaria |
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科属名 | キンポウゲ(金鳳花)科 イチリンソウ(一輪草)属 |
別 名 | ベニバナオキナグサ(紅花翁草)、ボタンイチゲ(牡丹一毛) |
原産地 | 地中海沿岸 |
花 期 | 3月下旬〜5月 |
高 さ | 20cm〜30cm |
花 色 | 赤、紫、白、青など |
花言葉 | 無邪気、辛抱、待望、清純無垢、期待、はかない恋、恋の苦しみ、薄れゆく希望 |
誕生花 | 1月10日、2月2日、3月10日 |
コメント
春の陽気に誘われたように庭の一角にアネモネが毎年花を咲かせる。地中海沿岸原産らしい花姿で微風に揺れる様は如何にも異国情緒があふれている。
雑 記
美の女神アフロディーテは、キューピッドの愛の矢に撃たれ、美少年アドニスと恋をする。その後、アドニスは狩りに出てイノシシの角に突かれて死んでしまう。アフロディーテが悲しみのあまり流した涙が「アネモネ」になったといわれている。
アネモネの赤い花の色は「血」と「生命」の象徴とされている。(ギリシャ神話)
アネモネの赤い花の色は「血」と「生命」の象徴とされている。(ギリシャ神話)
ギリシャ神話にはもう一つある。西風の神ゼフュロスに見そめられた花の神フローラの侍女「アネモネ」。嫉妬のあまりフローラは彼女を花に変えてしまった。春風がアネモネの花を優しくなでるのは、ゼフュロスが今でも彼女のことを愛しているからだといわれている。
南ヨーロッパ地中海沿岸原産で日本に渡来したのは明治初期とされる。秋植えの球根植物で赤や青・白などの様々な花を咲かせる。
アネモネの名前は長い毛をもつタネが、風にのって運ばれることから、ギリシャ語の「風を意味する語」からきている。
花言葉は、花の色ごとにもあり、(赤)「君を愛す」、(白)「真実」「真心」、(紫)「あなたを信じて待つ」などがある。