ヒメエニシダ(姫金雀児)
photo 2005/5/22 9:50 | photo 2005/5/22 9:55 |
学 名 | Cytisus scoparius Link |
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科属名 | マメ科 エニシダ属 |
別 名 | スコッチブルーム、金雀枝、エニスダ |
原産地 | ヨーロッパ、地中海沿岸 |
渡来年 | 延宝年間(1673〜1680) |
花 期 | 4月〜5月 |
高 さ | 40p〜70p |
花 色 | 黄色 |
花言葉 | 清楚、謙遜、簡素、奉仕、恋の苦しみ、卑下、博愛、きれい好き、上品 |
誕生花 | 3月12日、4月8日 |
コメント
玄関の鉢植えでひっそりと育つのは、ヒメエニシダだ。花付きはあまり良くないが黄色の小さな花が房状に咲き、初夏の訪れを感じさせてくれる。3月又は4月の誕生花だが、わが家では5月にならないと咲かない。他の花も誕生花とされる時期から比べ咲くのが遅いことから、誕生花の標準値は関西あるいは近畿の方なのだろうか。
雑 記
原産地は、ヨーロッパの地中海沿岸。今では、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどに広く帰化している。「エニシダ(ゑにすだ)」が日本へ渡来したのは延宝年間(1673〜1680)で「地錦抄録」に記載がある。また、日本で「エニシダ」として栽培されている殆どは「ヒメエニシダ」である。
エニシダは様々な種や園芸種が栽培されているが、鉢花用には、主に花が小さめで黄色のヒメエニシダが良く使われる。同属には、他にシロバナエニシダ(白花金雀枝)や、黄色に赤色いぼかしが入るホオベニエニシダ、ピンクのものがある。
性質は強健で育てやすい。半耐寒性で0℃程度までは耐えるので、関東以西の太平洋側では庭植えが可能だが、鉢植えは室内で越冬させた方が良い。繁殖は挿し木または種まき。鉢植えのものも庭に植えれば高さは2m程度になる。
身近にある植物だが、枝や葉には「アルカロイド」が含まれるため、誤って食べると中毒を起こす。また魔女がまたがって飛ぶ箒は、この枝を束ねて作ったものとも言われている。
身近にある植物だが、枝や葉には「アルカロイド」が含まれるため、誤って食べると中毒を起こす。また魔女がまたがって飛ぶ箒は、この枝を束ねて作ったものとも言われている。
エニシダが歌われているもの。
アルバム「Palette」の中に楽曲として、1曲目に「エニシダ」が挿入されている。小峰公子with斎藤ネコ・カルテット
アルバム「Palette」の中に楽曲として、1曲目に「エニシダ」が挿入されている。小峰公子with斎藤ネコ・カルテット