シャクナゲ(石楠花)
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学 名 | Rhododendron metternichiiなど |
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科属名 | ツツジ(躑躅)科 ツツジ(躑躅)属 |
別 名 | ホンシャクナゲ(本石楠花) |
原産地 | 日本、ヒマラヤ、北アメリカ東部、ヨーロッパ |
花 期 | 4月20日〜5月15日前後 |
高 さ | 1m〜7m |
花 色 | 白、ピンク、赤、複色など |
花言葉 | 威厳、荘厳、危険、警戒心をもて |
誕生花 | 4月26日、2月20日、5月10日、6月5日、8月2日 |
コメント
我が家の庭にあるシャクナゲは3種類ある。上にある写真の「プレジデント・ルーズベルト」と「ホンシャクナゲ」の白花と赤花である。シャクナゲの花が咲くと空気が暖かくなり、私の花粉症も治まり、もう直ぐ初夏を迎えることになる。
雑 記
原産地は、ヒマヤラ山脈沿いのシッキム、ブータン、ネパール、チャットなどに原種が育ち、後にイギリスに伝えられ、18世紀以降ヨーロッパ各地で改良された数々の園芸品種ができた。
ツツジ(躑躅)科、ツツジ属、学名 Rhododendron Metternichiiなど、西洋石楠花を含めると多数の学名があり、ツツジの仲間である。
漢字の「石楠花」は中国産の別種を指すが、誤ってこれを用い「しゃくなんげ」から「シャクナゲ」に変化したもの。また花の背丈が低いことから「尺無(しゃくなし)」から「シャクナゲ」に変化したとの説もある。
本石楠花や細葉石楠花、東石楠花、白山石楠花などの種類があるが、普段街中でよく見かけるのは殆ど西洋石楠花である。もともとは高山性の植物で日本にも数種が自生し、古くは神に捧げる「忌み木」とされ庭に植栽する花木ではなかった。
福島県・滋賀県の県花、ネパールの国花となっている。薔薇が「花木の女王」と呼ばれるのに対して、石楠花は「花木の王」と呼ばれている。