ニオイアラセイトウ(匂紫羅欄花)
photo 2011/5/1 8:35 | photo 2011/5/1 8:40 |
学 名 | Erysimum cheiri (Syn.Cheiranthus cheiri) |
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科属名 | アブラナ科エリシマム属 |
別 名 | チェイランサス(ケイランサス)、ウォールフラワー、エリシマム |
原産地 | 南ヨーロッパ、地中海(エーゲ海)沿岸 |
花 期 | 2月〜5月 |
高 さ | 30cm〜45cm |
花 色 | 赤、橙、桃、黄、白 |
花言葉 | 愛の絆、ときめき、末永い愛情、ほのかな思い |
誕生花 | 1月7日、3月9日 |
コメント
3年ほど前に花屋からポット苗1個を購入して庭に植えたものが今では1畳位に繁殖している。肥料もやらず放ってあるが毎年きちんと花を咲かせてくれる。それも写真のようにつぼみが集まった茎先に4弁花が見事に咲き誇り、本当に安い買い物である。
雑 記
別名のチェイランサス(ケイランサス)は、ギリシャ語のcheir(手)とanthos(花)に由来し、香る花のブーケを持ち歩いたことから名づけられたと云われている。
斑入りのエリシマムは、花色がブロンズがかったピンクから藤色に変化し、花のないときには細長い斑入りの葉が美しい耐寒性1年草(多年草)である。
英名のウォールフラワー(壁の花)は、よく壁沿いに咲いていることから名付けられたとも、城壁から愛し合う恋人たちが落ちた後に咲いたとの伝説があり、駆け落ちの合図にこの花が使われたとされる説などに由来する。
栽培方法は、タネを箱か平鉢にまき、直根性なので発芽したら早めに仮根し、本葉が4〜5枚になったら、株間を30pほど開け定植する。強い耐寒性を持っていて冷涼な気候を好み高温多湿に弱いので、日当りと水はけの良い場所に植えつける。
定植後の1か月目に1uあたり化成肥料を約半握りほど与え、その後は1uあたり化成肥料を2握りばらまく。
多年草の原種を矮性にした1年草の園芸種もあり、短命だが開花後に切り戻して雨を避ければ翌年も咲く。