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五線譜

サツキ(皐月)

photo 2008/5/13  9:53photo 2008/5/13  9:55
学 名Rhododendron indicum
科属名ツツジ(躑躅)科 ツツジ(躑躅)属
別 名サツキアザレア
原産地日本(日本固有種)
花 期5月〜6月
高 さ1m〜1.5m
花 色白、紅、紫紅色、複色、絞りなど
花言葉節約、節制、協力を得られる
誕生花5月12日、6月21日

コメント
 春の花が一段落すると咲きだすのが「サツキ(皐月)」である。「ツツジ(躑躅)」が咲いた後なので取り立てて目につく花でもない。我が家には写真の他に白色、紅白色、紅白絞り色のものがあるが、亡き父があちこちから枝を貰って指し木したものなので個別の名称は定かでない。

雑 記
 4月の春から咲きだすものを「ツツジ(躑躅)」、5月の初夏より咲きはじめるものを「サツキ(皐月)」と呼んでいる。実は「サツキ(皐月)」栽培の起源は明確でない。元禄5(1692)年に江戸染井の伊藤伊兵衛が著した「錦繍枕(キンシュウマクラ)』にサツキの栽培法、繁殖法、色彩花の品位など162種を図解し記述している。
 サツキは日本固有種で関東以西から九州まで広く分布し、ツツジとともに古くから鑑賞され、この花を詠んだ歌が「万葉集」に9首存在する。その後の諸歌集にもツツジを詠んだ歌は数多く見られ、延徳元年(1489)年に北慈照寺銀閣の林泉・落照岡に将軍足利義政がツツジを植えたことが伝えられている。
 古くは、ツツジとサツキの区別がなく、サツキが古文書に区別されて出てくるのは江戸時代の正保2(1645)年に松江重頼が編纂した俳諧論書「毛吹草(ケフキグサ)」の「俳諧四季之詞」に5月の季語として「五月つつじ」と記載がある。
 関東以西に自生する常緑の低木、野山の岩場などに自生する。湿気を好み乾燥に弱く肥沃な腐植質で弱酸性の土壌に適する。高さは1m前後、葉は互生し長さ2〜3cm、披針型で質は厚い。姿はツツジと見間違うが、花はツツジより咲くのが遅く5月になってから咲き始める。
 サツキは古くから栽培が盛んで、品種改良や栽培法が研究されていたことがわかる。時代の移り変わりと共に品種の変遷やサツキブームが繰り返された。今では日本皐月会が「皐月名鑑」を発表しており、花を愛でるだけでなく花木全体の姿を楽しむ盆栽として重要な役割を担っている。

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