ウメモドキ(梅疑)
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学 名 | Ilex serrata |
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科属名 | モチノキ(黐の木)科 モチノキ(黐の木)属 |
別 名 | オオミノウメモドキ、オオバウメモドキ |
原産地 | 日本(日本固有種) |
花 期 | 5月下旬〜7月上旬 |
高 さ | 2m〜3m |
花 色 | 淡紫色 |
花言葉 | 明朗、知恵 、深い愛情 |
誕生花 | 10月6日、10月15日、11月8日、12月7日 |
コメント
ウメモドキの木は25年ほど前にドライブインで大粒ウメモドキのラベルを見て購入したものだ。今では自然樹形で2mほどの成木になっている。時々伸びすぎた枝だけを剪定するだけだ。晩秋から初頭に付ける真っ赤な実は、数種の鳥が毎日食べに来て1〜2か月で全ての実を無くしてしまう。それでも鳥達が顔を見せてくれるので楽しみである。
雑 記
自然樹形で野趣のある姿が素敵な樹木である。直径5mm前後の球形の果実を枝にたくさん付け秋口に真っ赤に熟して、年明けの2月近くまで長期間鑑賞することができる。また、葉や枝ぶりが梅に似ており、実のつき方も花が終わる直後に小さな梅の実のように見えることから「ウメモドキ(梅疑)」と名付けられた。
雌雄別株で雄花をつける株と雌花をつける株がある。花は離弁花で淡い紫色の花弁が4〜5個ある(時には6個のものもある)。雄しべも同様に4〜5個ある。中央には退化した雌しべがある。
晩秋から初冬にかけて赤い実をつけるが、この実は発芽抑制物質を含んでおり、小鳥のおなかを通過しないと発芽しない。小鳥を使って種を遠くへ運んでもらうためだ。
葉は互生で縁には細かく鋭い鋸歯がある。表面には短毛が散生し、裏面の脈上には細かな開出毛(かいしゅつもう)がある。基部はくさび形で先端はとがる。葉の質感はやや硬くてごわごわした感じである。