モッコク(木斛)
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学 名 | Ternstroemia gymnanthera |
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科属名 | ツバキ(椿)科 モッコク(木斛)属 |
別 名 | アカミノキ、厚皮香 |
原産地 | 日本、東南アジア |
花 期 | 6月下旬〜7月上旬 |
高 さ | 5m〜15m |
花 色 | 淡黄色 |
花言葉 | 人情家 |
誕生花 | 10月8日、11月6日 |
コメント モッコクは庭に2本植えてあるが、我家では真木としての扱いでなく景養木の役目で使っている。正真木には金木犀を植えてある。なぜ植木屋がそうしたかは不明。今更、聞く気にもならない。多分、庭を造ったときの樹高で決めてしまったんだと思う。それ程、気にならないからそれで良い!
雑 記
花芽は小さなにぎりこぶし型で、淡い黄色の花が下向きに咲く。デンドロビウム・「セッコク(石斛)」に咲く花のような香りがする。これが「木」であることから「セッコク(石斛)」に対する「モッコク(木斛)」の名前になったと考えられている。実は真ん丸で秋に赤色に染まる。
学名の「ターンストロエミア(Ternstroemia)は、18世紀のスウェーデンの自然科学者である「Ternstroem」氏の名前に因んでいる。
樹形が美しく気品ありとくに手入れをしなくても樹形が乱れず、葉に光沢があって全体が端正、品格も最高とあって、「庭木の王」といわれ、正真木として扱われている。和風にも洋風にも合う木だが、枝が横に張り出すので、狭い庭には不向きである。これを整枝、剪定する場合は、6月上旬〜7月上旬と10月〜12月の年2回に分けて行うと良い。枝抜き剪定で自然樹形を保つくらいが良い。
モッコクは、庭木として植栽されるほか、堅く美しい赤褐色をおびる材を櫛などの木工品の素材や床柱のような建材として用いられ、樹皮は繊維を褐色に染める染料として利用される。民間療法では、葉を乾燥し煎じた液を腎疾患や肝疾患に用いている。