ニシキギ(錦木)
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学 名 | Euonymus alatus |
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科属名 | ニシキギ(錦木)科 ニシキギ(エウオニムス)属 |
別 名 | ソバノキ、ヤハズニシキギ、カミソリノキ |
原産地 | 日本、朝鮮、中国 |
花 期 | 5月〜6月 |
高 さ | 2m〜3m |
花 色 | 緑色 |
花言葉 | 危険な遊び、あなたの魅力を心に刻む、あなたの定め |
誕生花 | 10月16日、10月20日 |
コメント
ニシキギが庭に1本植えてある。亡き父が何処からか貰ってきたもので30年以上には経っているだろう。毎年飛び出した枝を切り詰めているので樹高は1.5m位だ。花は5〜6月に咲く花は緑色で殆ど目立たないが、晩秋に入ると紅葉と小さな果実が真っ赤になり美しい。
雑 記
属名「エウオニムス」はギリシア語の「eu(よい)」と「onoma(名)」で、「よい評判」という古い言葉に因んでいる。和名の「ニシキギ(錦木)」は、この木が秋になると見事な紅葉を見せることから「錦」に例えてつけられ、俳句では「秋の季語」になっている。
別名を「ヤハズニシキギ(矢筈錦木)」と云う。矢筈は弓の弦を受ける矢の部分で、枝に付く翼からの命名したようである。またはコルク状の四角い翼が発達し、カミソリの刃のように見えるため「カミソリノキ(剃刀の木)」とも呼ばれている。
ニシキギはコルク質の「翼(よく)」が枝に沿って2〜4裂つくのが特徴で、翼の大きく発達したものは園芸的に価値が高いとされている。葉は長楕円形で対生し、縁には鋸歯があり、5〜6月にかけて径7mm前後の淡緑色の花を咲かせる。
ニシキギは、花後に緑色の果実をつけるが秋になると赤くなり、熟すと果実が裂開してオレンジ色の仮種皮に包まれた美しい種子が現れる。