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五線譜

ダリア

photo 2008/7/20  13:22photo 2008/7/20 13:25
学 名Dahlia pinnata
科属名キク(菊)科 ダリア属
別 名テンジクボタン(天竺牡丹)
原産地中央メキシコ、グアテマラ
花 期7月〜10月
高 さ20cm〜200cm
花 色白、ピンク、赤、オレンジ、赤紫、グラデーションなど種類が多い
花言葉エレガント、華麗、不安定、優雅、移り気
誕生花7月12日、8月13日

コメント
 ダイアも比較的長い間花を咲かせ楽しませてくれる。しかも色彩の多さや花の咲き方が球形のもの、八重のもの、花弁の先が尖ったもの、筒状のもの…など非常に豊富である。特に色に関しては3万種以上あるというから、この点では花の王様である。我家では3年に1度くらいそれまでとは違うポット苗を購入しているが、いつの間にか古いものは消えている。耐寒性が低いせいなのかも知れない。

雑 記
 元からメキシコの高原地帯に自生していたもので、18世紀にその種がメキシコからスペインに送られ、それをスウェーデンの植物学者・ダールが開花させた。その後、品種改良が進み19世紀のヨーロッパで広まった。日本には1842年にオランダから渡来している。
 花期は主に2期に分かれている。5月〜7月と9月〜10月である。初夏の1番花を咲かせた後、一休みし再び秋に2番花を咲かせる。
 ナポレオン1世の妃ジョセフィーヌはダリアの花をこよなく愛し、宮殿の庭に花を咲かせて下僕の者たちに自慢していた。しかし皆が欲しがっても彼女は絶対に与えなかった。それでもダリアを欲しくなった侍女は愛人に頼んで花を盗らせ、自分の庭に見事な花を咲かせた。それを見たジョセフィーヌはダリアへの興味を無くしてしまった。このことから花言葉の「移り気」が生まれたと云われている。ジョセフィーヌは純粋にダリアが好きだった訳ではなく、自分の虚栄心を満たすための道具でしかなかったようだ。
 ダリアの分類には次のようなものがある(wikipediaによる)…
@フォーマル・ディコラティブ(幅広い花弁の万重咲き)
Aインフォーマル・ディコラティブ(花弁に変化のある万重咲き)
Bストレート・カクタス(細花弁の万重咲き)
Cインカーブド・カクタス(細花弁が内側に彎曲したもの)
Dセミ・カクタス(ディコラティブとカクタスの中間)
Eポンポン(管状の花弁が球状に万重咲きになったもので大きさが5cm程度)
Fミニチュア・ボール(5から9cmほどのポンポン咲き)
Gボール(9cm以上のポンポン咲き)
Hアネモネ(丁字咲きのキクに似た花)
Iシングル(一重咲き)
Jオーキッド(一重で花弁が細く丸まったもの)
Kコラレット(花弁のもとに副花弁があるもの)
Lピオニー(半八重咲き)
Mウォーターリリー(スイレンに似た花)
Nフリルド(花弁の先がレース状になったもの)
Oノベルティダリア(それ以外のもの)

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