ランタナ
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学 名 | Lantana camara |
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科属名 | クマツヅラ(熊葛)科 ランタナ属 |
別 名 | シチヘンゲ(七変化)、コウオウカ(紅黄花) |
原産地 | 熱帯アメリカ |
花 期 | 5月〜10月 |
高 さ | 30cm〜70cm |
花 色 | 桃、黄、白、橙など |
花言葉 | 合意、協力、確かな計画性 |
誕生花 | 10月3日、10月27日、11月9日 |
コメント
妻がランタナのポット苗を3個買ってきた。我家では初めての花だ。購入時に数個の花を付けていたが、花壇に定植すると直ぐに多くの花を付けた。花色が黄色から橙色、そして赤色に変化して行く面白い花である。「シチヘンゲ(七変化)」という別名があることに納得する。
雑 記
ランタナは熱帯アメリカ、アフリカに約150種ほど分布しており、日本には江戸時代に渡来した。品種によっては草丈が1mを超えるものもあるが、一般的なのは低木の「ランタナ・カマラ」と葉がランタナより小さく花色が変わらない「コバノランタナ」である。
ランタナの葉は卵形で硬毛があり、花は数ミリ程度の小花が集まり半球状の花序を作って同じ茎から微妙に違った色の花を咲かせ、日が経つにつれ黄色〜オレンジ〜赤へと変化する。また黄色〜白〜ピンクと変化するものや、白からクリーム色に変化する種もある。実も緑→青→黒と変化しておもしろい。まさに色の「七変化」、別名にもなっている。
属名の「ランタナ(Lantana)」は、ヨーロッパ産のラテン古名「Viburnum lantana」で、花の形と花序の類似から転用されたとされる。
熱帯原産で夏の暑さや乾燥に強く、あたたかい地方では周年開花する低木。冬の寒さに弱く痛むことがあるので注意が必要。咲き進むにつれて、花色が変化する品種(七変化)や、枝が枝垂れるコバノランタナ、斑入り葉などいろいろな品種が揃っている。
花の少ない真夏に鮮やかな色彩の花が春から秋にかけて長い間咲き続けるので、夏の花壇や寄せ植え、鉢植えやコンテナに利用されている。