ラベンダー
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学 名 | Lavandula multifida または Lavandula pinnata(レースラベンダー) |
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科属名 | シソ(紫蘇)科 ラバンジュラ属 |
別 名 | ムルチフィダラベンダー |
原産地 | 地中海沿岸 |
花 期 | 6月〜8月 |
高 さ | 50cm〜60cm |
花 色 | 紫、白、ピンクなど |
花言葉 | 繊細、優美、清潔、期待、不信、疑惑、沈黙、豊香、あなたを待っています、私に答えてください |
誕生花 | 6月11日、6月24日、7月5日、12月3日 |
コメント
居間の直ぐ前にラベンダーが3株植えてある。6月から8月にかけて紫色の魅惑的な花を咲かせ、窓を開けるとラベンダーの芳しい香りを漂わせる。花期は長く咲きだすと正味2か月位は咲いている。比較的寒さにも強く、花後放任しておいても株が少し弱るくらいで翌年復活し再び綺麗な花を咲かせる。
雑 記
ラベンダーは有名なハーブで、品種も多い。初夏の6月から盛夏の8月にかけて小さな花序をたくさん付け次々と花を咲かせる。ラベンダーの香りは有名で「香りの女王」とまで呼ばれる。この香りは、「酢酸リナリル」などを含んでおり、殺菌、消炎、鎮静などの効果がある。線香の香り付けなどにも使われる。
日本では洋風のイメージの強い花であるが、我が国に導入されたのは古く江戸時代の文化元(1804)年〜文化15(1818)年の文化年間に渡来したといわれているが、栽培は普及せず忘れられた存在になってう。ラベンターの名前の由来は、ラテン語の「lavare(洗う)」という意味からきており、ローマ時代に入浴時の香料として使用されたことが由来とされる。
ラベンダーは、地中海原産のハーブとして知られ、花、茎、葉に強い香りがある。
開花した花を摘み取りポプリの材料にするほか、フランスやイギリスなどでは商業的に栽培し、花を蒸留抽出してラベンダー油を取り、香水、化粧品、薬品などの香料の原料にする。
日本で有名なのは、北海道・富良野のラベンダー畑が夏の風物詩で、栽培は第二次大戦前に遡る。昭和12年に導入され、45年頃にピークを迎えるが、その後、海外からの安価な輸入品におされ衰退する。しかし、昭和50年代中頃に紫色を広大な面積に広げたラベンダー畑で再び脚光をあびることとなった。
ラベンダーは、交雑種を生じやすい性質のためヨーロッパで盛んに品種改良が行われたこともあり品種名や学名はかなり混乱している。また植物学の分類では同一品種であっても産地により抽出されるオイルの成分構成や香りが異なる事から、生産地名を呼び名とするものもあり、分類を益々厄介にしている。主な品種をあげると…
●真正ラベンダー (英:Tall Lavender、English Lavender、学名:Lavandula officinalis Chaix.)
●ラバンジン (英:Lavandin、学名:Lavandula x intermedia)
●フリンジド・ラベンダー (英:Fringed Lavender、学名:Lavandula dentata)
●フレンチ・ラベンダー (英:French Lavender、学名:Lavandula stoechas)
●レースラベンダー (英:Lavender Pterostoechas)
●スパイクラベンダー (英:Spike Lavender、学名:Lavandula spica)
●タスマニアンラベンダー (英:Tasmanian Lavender、学名:Lavandula angustifolia)
●オーストラリアンラベンダー (学名:Lavandula dentata)