アサガオ(朝顔)
photo 2005/8/14 9:30 | photo 2005/8/14 9:30 |
学 名 | Ipomoea nil |
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科属名 | ヒルガオ(昼顔)科 サツマイモ(薩摩芋)属 |
別 名 | ケンゴシ、牽牛花 |
原産地 | 中国、熱帯、亜熱帯、ヒマラヤ高原 |
花 期 | 7月〜10月中旬 |
高 さ | 蔓は数メートルの高さにまで伸び |
花 色 | 白、紫、ピンク、ブルー、紺、グレー、茶など。縁取り、絞りや斑点模様など様々 |
花言葉 | 愛情、平静、固い絆、結束、はかない恋、貴方に私は絡みつく、明日もさわやかに |
誕生花 | 7月6日、7月31日、8月4日 |
コメント
「朝顔に つるべとられて もらひ水」という有名な俳句があるが、今年の我が家は物干し竿にアサガオのツルが巻き付き、半分は使えないでいる。それでも窓辺からアサガオが清々しい顔を覗かせるので、今日は何輪咲いたとか毎朝数えて楽しんでいる。
雑 記
古代の中国では朝顔の種は牛と取引されるほど高価なものだったので、それに因み漢名の「牽牛(けんぎゅう)」が充てられ、「牽牛子(けんごし)」と呼ばれていた。今でも漢方では種子を下剤や利尿剤として使っている。
アサガオの歴史は古く、奈良時代末期に遣唐使により中国から我が国に漢方薬として伝わった。アサガオの栽培は奈良時代以前、おそらく飛鳥の国立の薬草園で 栽培されていたと考えられている。そのころのアサガオは丸薬で花は群青色(瑠璃色)の一色だった。
江戸時代頃から 花としても楽しまれるようになり、近年になると他の種との交配によって花の中央から花弁に向かって放射線状に白くなる曜咲き(曜白:ようじろ)アサガオなどが誕生している。
江戸時代頃から 花としても楽しまれるようになり、近年になると他の種との交配によって花の中央から花弁に向かって放射線状に白くなる曜咲き(曜白:ようじろ)アサガオなどが誕生している。
「西洋朝顔」の花は普通の朝顔によく似ている。葉っぱには毛がなく葉の形も異なる。「ヘブンリーブルー」などの品種が有名である。
花言葉の「はかない恋」は、朝咲いて午後にしぼんでしまうことから付けられた。 草のツルがしっかり巻き付くことから「貴方に私は絡みつく」 という花言葉も生まれた。
朝顔(あさがお)が歌われているもの。
「朝顔や 客が好みの 立ち話」 水原秋櫻子
「暁(あかつき)の 紺朝顔や 星一つ」 高浜虚子
「朝顔に つるべとられて もらひ水」 加賀千代女
楽曲「ひだり巻きのアサガオ」 本名陽子
楽曲「アサガオ」 さねよしいさ子
楽曲「アサガオ」 小林直
「暁(あかつき)の 紺朝顔や 星一つ」 高浜虚子
「朝顔に つるべとられて もらひ水」 加賀千代女
楽曲「ひだり巻きのアサガオ」 本名陽子
楽曲「アサガオ」 さねよしいさ子
楽曲「アサガオ」 小林直