サルビア
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学 名 | Salvia splendens(赤花)、Salvia guaranitica(グアラニチカ) |
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科属名 | シソ(紫蘇)科 サルビア属 |
別 名 | ヒゴロモソウ(緋衣草) |
原産地 | 熱帯南アメリカ、ブラジル |
渡来年 | 文政1(1818)年〜文政6(1823)年の間 |
花 期 | 7月〜11月 |
高 さ | 30cm〜60cm |
花 色 | 赤、紫、白 |
花言葉 | 全て良し、エネルギー、良い家庭、家族愛、家庭の徳、燃ゆる想い、知恵 |
誕生花 | 8月31日、10月4日 |
コメント
何処にでもある定番の花だ。元気が良いので放っておいても勝手に咲いてくれる。春から夏にかけての花が咲き終わった後、枝を切り詰めておけば秋には見事に2番花を咲かせてくれる。赤色の花は花壇のアクセントにもなり、植栽位置さえ間違えなければ花壇全体のデザインをまとめることができる。
雑 記
サルビア属の種類は700を越える。世界中に分布し、ブラジル原産で赤花種の「スプレンデンス」が一番馴染みが深く一般的に普及している。日本へは、文政1(1818)年に江戸幕府が蘭館に他の植物と共に注文(洋舶盆種移植の木、本草学と洋学に記載あり)。文政6(1823)年には、山本読書室物産会に出品(同目録)に記載あり、従ってこの間の渡来であろう。
春と秋の長い期間咲き続ける。花が落ちた後も同じ色の「ガク(萼)」の部分が残るため花が長く咲いているように見える。
学名にある「Salvia(サルビア)」は、ラテン語の「salvare(治療)」「salveo(健康)」が語源と云われる。これは薬用として用いられる物が多いことからだ。
シソ科植物の萼は筒状で先端は5つに分かれているが、幾つかが合わさって数が少なく見えることもある。サルビアの場合は、上側に1枚、下側に2枚のように見える。
シソ科植物の花弁は筒状になっている合弁花である。5枚の花弁が合わさっているはずであるが、多くの場合は上側と下側に分かれている程度にしか認識できず2唇形となっている。花が終わるとこの花弁は抜け落ちる。
シソ科の雄しべは2本または4本で、雄しべが先に熟して役割を終えた時点で、雌しべが伸びて花弁の外にまで出てくる。これを「雄性先熟」と云い、成熟する時期を違え自家受精を防止している。
サルビアが歌いこまれている歌謡曲…
● 「恋のサルビア」 黛ジュン 昭和42(1967)年7月5日リリース
● 「サルビアの花」 岩淵リリ 昭和47(1972)年5月1日リリース
● 「サルビアの花」 井上揚水 平成13(2001)年5月30日リリース
● 「サルビアの花」 ダ・カーポ 平成13年7月20日リリース
● 「サルビアの花」 早川義夫(作曲者自身の歌唱) 平成14(2002)年9月11日リリース
● 「赤いサルビア」 梓みちよ 平成18(2006)年8月9日リリース
● 「サルビアの花」 天地真理 平成21(2009)年8月19日リリース
これらの中でも特に多く歌われているのはフォーク調の「サルビアの花」であり、作詞・相沢靖子、作曲・早川義夫のコンビで作られている。
● 「恋のサルビア」 黛ジュン 昭和42(1967)年7月5日リリース
● 「サルビアの花」 岩淵リリ 昭和47(1972)年5月1日リリース
● 「サルビアの花」 井上揚水 平成13(2001)年5月30日リリース
● 「サルビアの花」 ダ・カーポ 平成13年7月20日リリース
● 「サルビアの花」 早川義夫(作曲者自身の歌唱) 平成14(2002)年9月11日リリース
● 「赤いサルビア」 梓みちよ 平成18(2006)年8月9日リリース
● 「サルビアの花」 天地真理 平成21(2009)年8月19日リリース
これらの中でも特に多く歌われているのはフォーク調の「サルビアの花」であり、作詞・相沢靖子、作曲・早川義夫のコンビで作られている。