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五線譜

ヒャクニチソウ(百日草)

photo 2000/8/25  10:35photo 2000/8/25 10:38
学 名Zinnia elegans
科属名キク(菊)科 ヒャクニチソウ(百日草)属
別 名ジニア、ウラシマソウ(浦島草)、ジャッポバナ
原産地メキシコ高原
花 期5月上旬〜10月
高 さ30cm〜90cm
花 色白、赤、黄、紫、橙、桃など
花言葉幸福、別れた友を思う、高貴な心、亡き友を偲ぶ
誕生花7月26日、8月6日、12月22日

コメント
 春から初秋まで長期間咲き続けてくれるマニアにとって有りがたい花だ。花の色も花の形も種類が多く、同じ場所に何種類かを混ぜて植え込むと、花壇が賑やかでカラフルとなり楽しい気分になる。名を百日草というが同じ花が百日もつ訳でなく、1つの花は2週間位で枯れてしまう。しかし、次から次と新しい花が長期間咲き続けるので、この名が付いたのではないだろうか。

雑 記
 ヒャクニチソウ(百日草)の別名である「ジニア(Zinnia)」は、18世紀のドイツの植物学者「ツイン(Zinn)」の名前に因んでいる。また、100日も咲き続けるという花期の長さが名前「百日草」の由来となっている。ブラジルでは「幸福を招く花」や「魔除け」として扱われている。
 多くの園芸品種や系統があり、花の大きさで径12cm以上の巨大輪種。10cm前後の大輪種。7cm前後の中輪種。5cm以下の小輪種に分けられる。
 咲き方により次のような種類がある。
「ダリア咲き」は、やや幅の広いヘラ状の花弁が何枚も重なり整った形をしている。
「カクタス咲き」は、より合わせたような細長い花弁が沢山付く。
「ポンポン咲き」は、小さな花弁がたくさん重なって半球状に盛り上がる。
 メキシコ高原原産で、メキシコでは16世紀以前から栽培されていた。日本には江戸時代の1862年頃渡来したが、当初は一重咲きでメキシコ人がかぶる帽子ソンブレロの形に似ていた。その後、アメリカから園芸品種の派手な八重咲きや大輪種が輸入され、一時期は「アメリカ百日草」と呼ばれ、人気の花となった。
 百日草が歌われている歌謡曲は…
 平成12(2000)年1月1日リリース 「百日草」 倉田愛子

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