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五線譜

アスター

photo 2000/8/26  10:08photo 2000/8/26 10:12
学 名Callistephus chinensis
科属名キク(菊)科 エゾギク(蝦夷菊)属
別 名エゾギク(蝦夷菊)、カリステフス、サツマギク(薩摩菊)
原産地中国北部
花 期6月〜9月
高 さ30cm〜100cm
花 色白、ピンク、赤、紫、淡い黄色など
花言葉変化、変化を好む、同感、追想、追憶、信じる恋、信じる心、同感、心くばり
誕生花8月7日、8月29日、9月1日

コメント
 アスターは花もちの良さでは百日草にひけをとらず6月から9月頃まで咲いてくれる。咲き方の種類も百日草に似ており、植栽方法も同様にすると花壇が色鮮やかになる。切花としても適しているので我家では、お盆のときに仏花として用いている。

雑 記
 花卉栽培農家にとってもアスターは仏花としてこの時期の中心的な栽培種である。天候の影響で開花時期が変動して、価格の暴騰、暴落をするため市況観察が大変であるようだ。また、立枯病などの病気もあり完全な抵抗性でないため土壌消毒などを施すと共に2〜3年の輪作が必要とのこと。
 アスターは元々、中国・朝鮮原産のキク科の一年草である。大陸的気候で夜間冷涼、砂礫の多い荒れ地に自生する。栽培されている切り花用の品種は、日本で育種されたものが大部分である。
 アスターは半耐寒性の一年草で、霜柱が立たない土地なら越冬する。これ以外の寒冷地では一般に種を春播きし、定植後の高温・長日により開花する。アスター栽培で最大の難点は萎凋病の発生なので、できるだけ耐病性の品種を選ぶと良い。
 多数の園芸品種があるが、いずれも同じ種内のものであり、生理生態は基本的に同じで品種により到花日数や日長反応が若干異なる。分枝性からほうき立ち系と枝打ち系とに分かれる。
 多数の園芸品種があるが、いずれも同じ種内のものであり、生理生態は基本的に同じで品種により到花日数や日長反応が若干異なる。分枝性からほうき立ち系と枝打ち系とに分かれる。
 次に主なタイプ別の特徴を示すと…
 ミスシリーズ : 中生種、花径8〜9cmの八重咲き大輪種
 くれないシリーズ : 早生〜中生種、耐病性があり作りやすい。花色が豊富
 松本シリーズ : 萎ちょう病(フザリウム菌)に強い、花は二〜三重咲き、分枝性良い
 巨摩(コマ)シリーズ : 一重咲き、アレンジ向き
 ちくまシリーズ : 花径3cm内外のポンポン咲き、多花性
 ステラシリーズ : 花径3cm前後の小輪、半八重咲き、アレンジ向き
 …などがある。

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