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五線譜

サフィニア&ペチュニア

photo 2005/9/24  10:22photo 2005/9/24  10:22
学 名Petunia hybrida(ペチュニア)
科属名ナス(茄子)科 ペチュニア属
別 名
原産地南アメリカ。アルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルなど大陸南部の草原地帯
花 期4月〜11月
高 さ20cm〜30cm
花 色白、ピンク、紅、黄、複色など種類が多い
花言葉あなたがそばに居ると心が和らぐ(ペチュニア(一重))、 変化に富む(ペチュニア(八重))
誕生花5月18日(ペチュニア(八重))、9月25日(ペチュニア(一重))

コメント
 ペチュニアは花期が長く、春先から晩秋まで楽しめる花だ。近年、品種改良も目覚しく、この種の花が次から次へと市場に投下され、私達の眼を楽しませてくれる。毎年、新たにポット苗を買っているが、今までの花も種子から芽を出すため様々なペチュニア類を楽しませてくれる。

雑 記
 ペチュニアは18世紀後半に、フランスの植物学者がウルグアイで発見し、ヨーロッパに持ち帰ったのが始まりとされる。春から秋頃まで咲き続け、雨や暑さに強く、梅雨時に発生しやすい植物の病気にも比較的強い。ガーデニングが初めての人にも育て易い品種である。
 「サフィニア」は、1989年にサントリーが開発したペチュニアの新品種である。「サーフ(波)」と「ニア」を組み合わせた名前である。別名を「衝羽根朝顔」(つくばねあさがお)ともいう。
 サフィニアは、匍匐(ほふく)性のペチュニアの一品種である。名前の由来は先にも述べたが「サーフィン」で,波のようにあふれんばかりに咲く特徴から来ているようだ。ペチュニアに比べて枝分れが多いこと,花が小振りなことが特徴でしょう。花が少なくなったら切り戻してやると,また咲き始める。
 19世紀半ばには、園芸植物としての改良が本格化し、日本へは江戸時代後半に「黒船来航」の前年1852年に渡来したとされている。
 日本はペチュニアの品種改良大国で、1896年にサントリーフラワーズにより新種「サフィニア」が発表され、1995年にはキリンビールの新種「キリンウェーブ」が作られた。その後も各国でバイオ技術の発展と共に新しい品種が次々と生み出されている。
 1997年に売出された青いカーネーション「ムーンダスト」は、ペチュニアの青色色素をカーネーションに組み込んで作られたもの。

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