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五線譜

キンモクセイ(金木犀)

photo 2005/10/8 10:152005/10/8 10:18
学 名Osmanthus fragrans var. aurantiacus
科属名モクセイ(木犀)科 モクセイ(木犀)属
別 名桂花、丹桂、フミオエコトバナ(踏音開言花)
原産地中国南部の桂林地方
渡来年享保4(1719)年以前
花 期9月下旬〜10月中旬
高 さ4m〜10m前後
花 色オレンジ色
花言葉謙遜、真実、陶酔、初恋
誕生花10月2日,10月6日

コメント
 10月8日、小雨が降っていた。キンモクセイが咲く頃と思い、わが家のキンモクセイの木を見に行くと確かに花を付けていた。しかし、わが家のキンモクセイは花の香りが弱くあまり臭わない。小生の鼻もあまり良くないのでその為と思っていたが、近所に咲く金木犀は道路を歩いていても香しく臭うので、わが家のは種類が違うのかも知れない。

雑 記
 原産地は、中国。漢字で[金木犀]と書く。木犀は、漢名の音読みで木の肌の文様が動物のサイに似てることに由来している。日本で「モクセイ」と言えば、「キンモクセイ」を指すことが多い。常緑・高木・花木。中国から日本へ渡来した植物で、史実としては享保4(1719)年刊の「広益地錦抄」に記載されており、それ以前の渡来であることが解る。
 雌雄異株だが日本には雄株しかないので結実しない。花からは香料が採れ中国では、落ちた花を集めて香水代わりに使う。茶に移して「桂茶花」に、酒に移して「桂花の酒」に使い無駄なく実用的に利用されている。
 樹高は自然生育で5メートルから8メートル。9月下旬から10月上旬に葉腋に花径約5ミリの橙黄色の小花を多数つけ、強い芳香を放つ。対生する葉には光沢があり、波を打つように見える。葉長は6センチから12センチの広披針形又は長楕円形で,葉先はやや尖りギザギザになる。
 土質は選ばないが、大気汚染には弱く花が付かなくなる。大気汚染を警告する花としても広く知られていて庭木や生け垣街路に植栽される。湿度が高まると一層匂いが強くなる。
 市町村の木としての指定も多く 山口市、相模原市、別府市、飯塚市、明石市、牛久市、豊中市、川内市、日進市、高森町 (長野県)、大井町 (神奈川県)、岡部町 (埼玉県)、新町、甲佐町、草津市 などが市花・町花あるいは村花としている。

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