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五線譜

ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)

photo 2007/10/5 10:222007/10/5 10:25
学 名Polygonum capitatum
科属名タデ科 イヌタデ属
別 名ポリゴナム、カピタツム、カンイタドリ、ビクトリーカーペット
原産地ヒマラヤ、中国、チベット
花 期5月〜11月
高 さ5cm〜10cm
花 色ピンク、白色
花言葉愛らしい、気がきく
誕生花10月6日

コメント
 親戚の家から2〜3本のヒメツルソバを貰ってきて玄関の直ぐ脇の花壇に植えた。繁殖力が旺盛で一夏で相当な面積まで増えてしまった。植える場所を間違えるととんでもないことになる。しかし花自体は写真のように小さくて可愛いい可憐な花である。花期も長く半年以上も次から次へと花芽を出し元気に咲いている。

雑 記
 ヒマラヤ、中国、チベット原産で、日本にはロックガーデン用として明治中頃に渡来した。茎が地を這って伸び、地面に接する節から発根して短期間に広い面積を覆う。葉には暗紫色のV字模様があり秋には紅葉する。花は淡桃色の花序が株を覆い、5月頃から11月過ぎまで咲き続ける。
 学名の「Polygonum(ポリゴナム)」はギリシア語の「polys(多い)」と「gonu(ひざ、節)」からなり、茎の節が関節のようにふくらんでいる様子に因む。和名は、草姿や葉の形が海辺に咲く「ツルソバ」に似て、花も小さいことから「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)」となった。
 茎は立ち上がらずに横に這うように広がっていく多年草である。性質は非常に丈夫で茎の節の部分が地面に接するとそこから根をおろしてどんどん広がっていく。一株でおよそ直径0.5uほどに広がり、むき出しの地面を覆うグラウンドカバーとしても利用される。健常で繁殖力旺盛なことから植え場所を選ばないと悲惨なことになる。
 カーペット状に広がる小形のタデ科の植物の一種。高温や乾燥に強く、長期間ピンク色をした半球状の花を多数つける。真夏の猛暑になると花が一旦咲かなくなるが、秋に涼しくなると再び花を咲かせる。

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