ツワブキ(石蕗)
photo 2010/11/14 9:35 | photo 2010/11/14 9:35 |
学 名 | Farfugium japonicum |
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科属名 | キク(菊)科 ツワブキ(石蕗)属 |
別 名 | ツヤブキ、イシブキ |
原産地 | 日本、中国、台湾 |
花 期 | 10月〜12月 |
高 さ | 15cm〜60cm |
花 色 | 黄色 |
花言葉 | 困難に負けない、困難に傷つけられない、愛よよみがえれ、謙譲 |
誕生花 | 11月20日、12月28日 |
コメント
昨年までは裏庭の陽の注さない片隅に植えられていたが、今年の春先に南側の反日蔭の場所に植え替えた。新たな環境が良かったせいか葉の色つやもよく黄色い花の鮮やかさも昨年より増した気がする。〔2010/11/14〕
雑 記
ツワブキ(石蕗) は、秋〜冬にかけて長い茎に野性的な黄色い菊に似た花を咲かせるキク目キク科ツワブキ属の耐寒性多年草である。葉は「フキ(蕗)」の葉に似ており、葉の上面は艶があり、園芸品種では葉に斑入のものもある。耐寒性が強く丈夫で半日陰や日陰地など何処でも育つが実際には日当たりの良い場所を好む。
学名 Farfugium japonicum(Farfugium=ツワブキ属、japonicum=日本の)
Farfugium(ファルフジウム)は、ラテン語の「farius(列)+ fugus(駆除)」が語源とされているが諸説あり。
Farfugium(ファルフジウム)は、ラテン語の「farius(列)+ fugus(駆除)」が語源とされているが諸説あり。
丈夫で日陰でもよく育ち開花時期も冬場なので秋冬の彩りとして重宝される。茎や根に薬効があり、民間療法では腫れ物や出来物、湿疹、打撲傷、下痢等に使わている。
冬から春にかけての若葉を摘み、塩茹でにすると美味しいらしい。「キャラブキ」や九州名産の「佃煮キャラブキ」は、このツワブキの葉っぱで作られる。
詩句
「石蕗の 日陰は寒し 猫の鼻」 酒井抱一
「ちまちまと した海もちぬ 石蕗の花」 小林一茶
いくたびか 時雨のあめの かかりたる 石蕗の花も つひに終わりぬ」 斎藤茂吉
「石蕗の 日陰は寒し 猫の鼻」 酒井抱一
「ちまちまと した海もちぬ 石蕗の花」 小林一茶
いくたびか 時雨のあめの かかりたる 石蕗の花も つひに終わりぬ」 斎藤茂吉