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五線譜

アメジストセージ

photo 2010/11/14  9:35photo 2010/11/14  9:35
学 名Salvia leucantha
科属名シソ(紫蘇)科 サルビア属
別 名サルビア・レウカンサ、メキシカンブッシュセイジ、ベルベットセージ
原産地メキシコ、熱帯アメリカ
花 期10月〜12月
高 さ1m前後
花 色紫色
花言葉家族愛、家庭的
誕生花10月13日、10月29日

コメント
 妻が近所で分けて貰ったものを物干し竿の根元に植えた。花期は5月から11月とかなり長いらしいが我が家では11月のこの時季に見事に咲いた。紫色でビロードのような花弁があり高貴に感じられる。〔2010/11/14〕

雑 記
 アメジストセージは、夏から秋にかけてビロードのような光沢のある花を咲かせる宿根サルビアの仲間である。薄い青色で咲き始め、次第に紫色から赤紫色へと変わる。紫の花のように見えているものは実は萼片で、その先端に白や淡桃、赤紫の小さく開いているのが花弁である。
 学名 Salvia leucantha(Salvia= サルビア属、leucantha=白い花のレウカンサ)
  Salvia(サルビア)は、ラテン語の「salvare(治療)」「salveo(健康)」が語源とされる。
 ハーブの一種で、青紫色の綿に包まれたような花が秋に咲く。アメジストとは「紫水晶」のことで装身具に用いられる宝石である。紫水晶は2月の誕生石で「アメシスト」とも云われる。
 ハーブの中には薬用になるものが多い。主成分は、ツジョン(揮発油)約50%、ジテルペン、フラボノイド、フェノール酸、タンニン。その効能は…
@ 食べすぎ飲みすぎのときは、熱い紅茶に乾燥セージ葉を2〜3枚入れ、セージティーにして飲むと良い。
A軽く煮出して、うがい薬としても用いられる。
B熱湯にセージ葉数枚を入れ毎日飲用すると生理不順に月経の血の流れを促進して、強壮、通経効果があり、更年期の身体のほてり、ホルモン変化に適応される効果があると云われている。
Cフランスでは、疲労回復、強壮、健胃には、乾燥セージ葉数十枚に、煮立てた赤ワインを入れて、15分程度したら、上澄みのかすを除いて、毎日食前に小さなグラス1杯飲むという。
 サルビアの種類は世界に約500種類があり、スペインサルビアは(S.lavandulifolia)は、最も知られた料理用の種類で、ツジョン(揮発油)を含まない。

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