サザンカ(山茶花)
photo 2011/12/10 9:25 | photo 2011/12/10 9:25 |
学 名 | Camellia sasanqua |
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科属名 | ツバキ(椿)科 サザンカ(山茶花)属 |
別 名 | カメリア、ヤブツバキ(藪椿) |
原産地 | 日本 |
花 期 | 10月初旬〜翌年2月中旬 |
高 さ | 数m〜12m位 |
花 色 | 桃、赤、白、複合色など |
花言葉 | 困難に打ち勝つ、ひたむきさ |
誕生花 | 11月3日、12月4日 |
コメント
我が家の庭にある山茶花は植栽後20年以上は経っているが高さは60cm位である。植え付け直後から盆栽仕立てみたいに枝先を詰めていたので伸びなかったようである。開花期は10月頃から2月頃までポツポツと途切れることなく咲いている。
雑 記
原産地は、日本。江戸時代に長崎出島の商館に来ていた医師ツンベルクがヨーロッパに持ち帰り、ヨーロッパで普及した。科名の「Camellia 」は、17世紀のチェコスロバキアの宣教師カメル「Kamell」の名前に因んでいる。
樹高は数メートルから12メートル位。特徴はツバキ(椿)が花ごとポトリと落ちるのに対し、サザンカ(山茶花)は花弁が1枚1枚バラバラに散る。
中国では「山茶花」と書くとツバキ(椿)と理解されている。山茶花が椿と混同し、いつの間にか間違って定着してしまったようだ。また、カンツバキ(寒椿)は葉の出方も開花時期もサザンカ(山茶花)とほぼ同じで区別するのが難しいが、樹高でおおよその区分ができる。
開花時期は10月から翌年2月初旬と長く、花の少ない晩秋から咲き始め、正月を過ぎても2月頃まで楽しむことができる。
花言葉はサザンカ(山茶花)全体にかかるものの他に、花の色により(赤・桃の花色)=「理性」「謙遜」、 (白色)「愛嬌」「理想の恋」などがある。
サザンカ(山茶花)が詠われているもの。
「山茶花の 花や葉の上に 散り映えリ」 高浜虚子
「山茶花を 雀のこぼす 日和かな」 正岡子規
「山茶花の 花や葉の上に 散り映えリ」 高浜虚子
「山茶花を 雀のこぼす 日和かな」 正岡子規
サザンカ(山茶花)が歌われている歌謡曲は…
昭和51(1976)年リリース 「さざんか」 森進一
昭和57(1982)年リリース 「さざんかの宿」 大川栄策
昭和51(1976)年リリース 「さざんか」 森進一
昭和57(1982)年リリース 「さざんかの宿」 大川栄策