福島高湯温泉・旅館玉子湯

 平成23年6月18日(土)、日帰りで福島県高湯温泉・旅館「玉子湯」の立寄り入浴を楽しんだ。去る3月11日に発生した東関東大震災から3か月が経過していたが、まだ観光地は元の賑わいを取り戻してないようでした。

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旅館「玉子湯」
<旅館「玉子湯」>
 東北自動車道福島西インターチェンジで降り、磐梯熱海スカイラインの登り口付近に高湯温泉がある。その中から明治元年創業といわれる旅館「玉子湯」を選び立寄り湯として利用した。
 写真の建屋は割と小さく見えますが、崖に沿って建てられているため玄関から地下に広がっており見た目よりかなり大きな旅館です。
 旅館には57の和室があり、全室とも野趣あふれる自然庭園に面し、美しい山々に囲まれ、自然の音だけが響き渡る空間となっています。

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ロビー
<旅館「玉子湯」のロビー>
 入口のカウンターの奥にロビーが広がっており、立ち寄り湯の時間帯としてはイスも豊富に用意され、くつろげるスペースとなっている。
 ロビーの奥には全面ガラス張りの窓から、旅館の素晴らしい庭園を見ることができる。そして、その庭園に続いて借景ともいえる山の美しい緑が目に入ってくる。
 ロビーのイスに座りくつろいでいた時ふと思い出したのだが、この旅館は10数年前に一度来たことがあるような気がする。

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全7種類の湯
<全7種類の湯>
 この旅館の素晴らしいところは何といっても「温泉」である。「源泉100%、完全かけ流し、加温なし、加水なし」の湯は、肌が玉子のようになめらかになること、温泉の匂いが「ゆで卵」に似ている…とのことから「玉子湯」と名付けられたようです。
 広大な敷地内に温泉建屋が数棟あり、お風呂の種類は全7種類が揃っているとのこと。
 今回は旅館内の風呂と庭園にある野天岩風呂「天翔の湯」の2か所の温泉を楽しみました。

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湯小屋「玉子湯」
<湯小屋「玉子湯」>
 ロビーから眼下の庭園を望むとそこに140年前からあるという茅葺の温泉小屋「玉子湯」がある。この宿のシンボル的な建物で改修を重ね今に往時を伝えているという。
 今回は入らなかったが、小屋の中は脱衣場と浴槽が仕切られてない昔ながらの湯治場の雰囲気を残しているとのこと。
 手前の小さな橋を渡り玉子湯と書かれた置き石の前にある小さな小屋が玉子湯の「源泉」である。

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湯小屋「玉子湯」
<湯小屋「玉子湯」>
 旅館の入口ロビーからエレベーターを使い3階降りると庭園への出口がある。その出口のすぐ前にあるのが湯小屋「玉子湯」である。
 高湯温泉は、斉藤茂吉、庄野潤三、埴谷雄高、加藤楸邨など多くの歌人に愛された温泉地であり、玉子屋にも埴谷雄高が宿泊し、その記録も残されています。
 この玉子屋の中には歴史を物語る貴重な資料を集めた小部屋があり、タイムスリップを経験することができます。

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玉子湯の源泉
<玉子湯の源泉>
 この写真の中央にある茅葺の小屋根の中は玉子湯の源泉湯口がある。この源泉が玉子湯の全ての湯船に温泉を満たしている。
 列記すると内湯大浴場「滝の湯」、内湯「仙気の湯」、湯小屋「玉子湯」、野天岩風呂「天渓の湯」、野天岩風呂「天翔の湯」、婦人専用露天風呂「瀬音」、足湯「のんびり足湯」がある。
 立寄り湯の利用時間は、10:30〜14:00、立寄料金は大人700円。

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ヤマボウシの花
<ヤマボウシの花>
 旅館の庭園には白い花をつけたヤマボウシが咲いていた。山の緑が眼にあふれる中、小さい可憐な白い花を一面に付けたヤマボウシはその存在感を誇っていた。
 この庭園は、春にはツツジやシャクナゲの花、夏は深緑、秋は紅葉、冬は雪景色など四季折々の景観を楽しませてくれるのだろう。
 この日は小雨が降り続いていたが立寄り湯の客が途切れることなく混み合うでもないペースで訪れていた。