第9回フィールドワークnotta-kun.jpgさ〜のって号に乗って

平成22年11月23日(祝)基幹線(田沼駅前・イオン佐野新都市SC)

佐野駅バス(基幹線)〜角町バス停(下車)⇒泉龍寺⇒唐澤山城址・唐澤山神社⇒露垂根神社⇒泉應院⇒関東五社稲荷神社⇒大庵寺⇒伊勢山大神宮⇒星之宮神社⇒イオン佐野新都市SC(乗車)バス(基幹線)〜佐野駅 【徒歩距離約14.5q

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額縁: 概 要
 


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「さ〜のって号に乗って」第9回「基幹線」です。今まではさ〜のって号の路線を歩いてきましたが、今回は移動の手段として活用しました。佐野駅前を出発し角町バス停(基幹線/道の駅経由は田沼駅前を通りません。)で下車したあとは徒歩の旅、紅葉の美しい唐澤山を越えて犬伏方面へ。佐野新都市のイオンSCまで南下してみました。

前日からの雨が朝10時前に上がり、急遽予定を組んで出かけることに。曇り空でしたが気温は比較的暖かく、歩きやすい1日でした。


 

額縁: 写真集 

 


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雨上がりの午前中、いろはモミジの美しい佐野駅前を10:34発のさーのって号に乗ってスタートします。佐野〜田沼間は東武佐野線のほうが早いのですが、こだわりを持ちバスで移動しました。一瓶塚稲荷神社の前、角町バス停で下車し、田沼駅近くの踏切を渡ります。踏切のところには「別格官弊唐澤山神社道」の石標がありました。明治38年に建立されたものです。踏切を渡り進むとその先右側に「佐野市あそ商工会」と「たぬまふるさと館」があります。

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商工会の前から左に曲がると「泉龍寺」があります。曹洞宗のお寺で山号は寶珠山、佐野坂東観音霊場の第20番札所(不空羂索観音)です。創建年代は詳らかではありませんが、当初は仙蔵寺と称し秋山川近くにあり、元和9年(1623)に現在地に遷って泉龍寺となったそうです。その後文化5年(1808)、天保6年(1835)、嘉永2年(1849)、明治35年(1902)と4度の大火を罹り堂宇宝物は失ってしまいました。現在の本堂は昭和13年(1938)に旧粟野町の永野から移築したとあります。石仏は中央最上段が十九夜塔で、馬頭観音、青面金剛の庚申塔、如意輪観音、地蔵菩薩などが並んでいます。

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セブンイレブンの近くの交差点には新旧の地蔵2基と如意輪観の十九夜塔が並んでいます。その先が栃本小学校で校庭にある大きなイチョウの木が目印です。ここから唐澤山に向かう山道に入ります。つづら折りのカーブを上って行くと田沼の町を見下ろすことができます。雨上がり、飛駒方面の山々がうっすら明るくなってきましたね。天気は回復に向かっています。

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大イチョウから30分程で「唐澤城址」に到着です。唐澤山県立自然公園の石標と美しい紅葉が歓迎してくれます。唐澤山城は延長5年(927)に藤原秀郷が城を築いたのが始まりとされています。紅葉をながめながら唐沢神社に向かう参道を上っていくと左側に変わったものを見つけました。竜神宮とある小祠の両脇に藁を束ねた4本の柱があり、破魔矢が奉納されていました。どういう意味が込められているのか気になるところです。

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「唐澤山神社」です。ここに唐澤山城の本丸があったそうです。神社は藤原秀郷公の子孫佐野氏及び旧臣たちによって、明治16年(1883)に創建されました。詳細は唐澤山神社のホームページに紹介されていますので、そちらをご覧ください。

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三の丸にある「人形供養塔」です。毎年10月の第二日曜日に佐野人形感謝祭が行われています。唐澤山神社を後にしてここから一気に下っていきます。途中に「ウエディングリゾート6月の森」というお洒落な建物がありました。ちょっと家族を連れて寄ってみたいところです。

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山道を下りきったところに「露垂根神社」があります。“つゆしね”と読みます。創建年代等はわかりませんが拝殿の造りや天井画、神楽殿もあり、なかなか立派な神社だと思います。気になったのは青面金剛の文字塔と青面金剛を刻された常夜燈です。常夜燈は文政8年(1825)に建立されたもの。中台の部分に青面金剛とありますので、庚申塔を兼ねているのかも知れません。

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サギの飛ぶところを撮影することができました。唐澤山神社を案内する石標のところに十九夜堂があります。新しい建物ですので今でもきちんと信仰の対象になっていて、地域の人々によって大切にお守りされていることが分かりますね。

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立派な鐘楼のある「泉應院」は曹洞宗のお寺です。銅鐘は享保8年(1723)天明の鋳物工太田甚左衛門尉藤原秀次の作で、撞座の上に甲冑を身につけ、右手に錫丈、左手に数珠を持った勝軍地蔵の陽鋳がある珍しいものだと案内板に書かれていました。

本堂脇に置いてあるのは、輿のようです。おそらく人が担いだのか大八車のようなものに乗せて柩を運んだものだと思います。

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富士町から大栗町に入りました。「関東五社稲荷神社」にやってきました。天慶5年(942)に藤原秀郷公が相模国松岡稲荷大明神を遷して創建したと伝わっています。関東五社というのは同時に烏森、王子、新福院、大栗稲荷の四社も遷したことによるものです。境内の神楽殿前には芭蕉句碑「松杉をほめてや風のかをる音」があります。また、鳥居脇には明治39年(1906)の十九夜塔、享保3年(1718)の青面金剛と三猿の庚申塔があります。

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日光例弊市街道に入り犬伏下町の大庵寺にやってきました。まず驚いたのが入口に並ぶ石仏群です。右手に六地蔵があり、馬頭観音、十一面観音、千手観音、聖観音、如意輪観音、准胝観音と並んでいますので六観音ですね。三面六臂の馬頭観音をはじめどの石仏も像容がしっかりしていて必見だと思います。さすが犬伏宿といった感じです。

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「大庵寺」は浄土宗のお寺で、山院号は天王山昌綱院です。寺の由来によると唐澤城主佐野昌綱公開基、昌綱公は小山土塔無量寿寺八世岌翁上人請じ開山としたとあります。永禄年間(1558-69)に無量寺を栃本の天王山から移し大庵寺となりました。

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例弊使街道を犬伏新町から伊勢山方面に向かって再び南下します。途中にお堂がありましたが何がお祀りされているかは不明です。両毛線の跨線橋を渡ります。昔はここに犬伏駅があったそうです。伊勢山町の交差点から斜めに進むと「伊勢山大神宮」があります。比較的新しい建物ですね。何かの都合でここに移転したのでしょう。

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三杉川沿いに出ると三毳山の「大」の字がはっきり見えます。文字は縦80m、横60mあるそうで大文字焼は毎年8月15日の夜に行われます。佐野工業団地の東端を三杉川に沿ってしばらく歩きます。ゴールの佐野新都市はもう目の前ですね。

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鐙塚公園内にある「星之宮神社」です。創建年代等は不明ですが、栃木県には全国で最も多くの星宮神社が分布していて157社あるそうです。庚申塔が数基建立されていますが中でも小祠にある青面金剛と三猿の庚申塔は立派なもので、宝永2年(1705)に建立されたとあります。セブンイレブンの先から少し回り道してみることにしました。

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この建物は「鐙塚町伝統文化継承館」です。当地では宮比講神楽が保存されています。江戸の神田ある宮比という神社があり、文政年間に江戸から利根川、渡良瀬川を経て、船便により栃木県南部に伝えられたそうです。昭和43年に佐野市無形文化財、昭和62年には栃木県の無形民俗文化財に指定されています。

佐野短期大学の前を通り、ゴールのイオン佐野新都市SCに到着です。少し休憩した後、基幹線に乗って佐野駅に戻りました。

Kazお散歩日記 佐野編「さ〜のって号に乗って

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