

|
平成22年は庚寅(かのえ とら)の年です。 寅年は十二支の三番目、動物はとら(虎)、方位は北東微東、時刻は午前三時から五時、そして今年の恵方は庚方(かのえのかた)、西微南の方角になります。【庚】は草木の成長が行き詰まり、新たな形に変化しようとする状態を表し、一方【寅】は「動く」ということで、春が来て草木が発生する状態を表します。まさに変化が起こり、先の見えない暗いムードを払拭する春の兆しが訪れるのではと期待したいところです。また、陰陽五行の【庚】は金で斧や刀など大きくて硬い金属を象徴し、一方の【寅】は木なので両者は相剋(相手を打ち滅ぼして行く陰の関係)となります。しかし、刀や斧がなければ製品はできません。勢いよく政権を勝ち取った民主党がただ自民党を否定するだけではいい国づくりはできないのでは・・・。マニフェストに縛られず変革に取り組んでほしいものです。 相模原市立博物館関連のフィールドワークは相模原市周辺から南下するルートが主体でしたが、今回の民俗調査会としての第二弾は寅の方角に近い方向へ。当麻の無量光寺を出発して当麻山道から鎌倉街道(府中道)を経て武蔵国の国府があった府中を目指します。その後は『一筆書きの道』と称し、西へ方向転換し府中宿⇒日野宿⇒八王子宿と甲州街道を進み、鑓水を経由して約1年かけて橋本に戻る予定です。(結果は南大沢が終着地となりました。) |
|
平成23年は辛卯(かのと う)の年です。 卯年は十二支の四番目、動物はうさぎ(兎)、方位は東、時刻は午前五時から七時、そして今年の恵方は丙方(ひのえのかた)、南南東の方角になります。【辛】はからい、つらいと意があり、植物では実をつけて様相は一新するものの、その実はというとまだ辛いという状態です。一方【卯】は「さかん」ということで、草木が盛んに成長し、枝葉も伸びて盛んになる様子を表します。変化に翻弄された動きの寅年、それを一新して成長が期待できる卯年ですが、そんなに甘くない、辛卯(抱)が必要ということなのでしょう。年末に放送されているNHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』。「近代国家として生まれ変わった明治の日本。混沌としたなかでも、人々は子どものような純粋さで明るい未来を信じ、力強く生きていた。」というオープニングが印象的でした。リーダー不在のまま責任を擦り合うのではなく、日本の明るい未来のために政治家が立ちあがってほしいと願っています。 相模原市立博物館民俗調査会の今年前半の活動は、いわゆる『津久井道』を東へ向かって歩くことに。予定としては3回(4回に変更)で世田谷区の三軒茶屋まで行きます。 |