吉夏社(kikkasha)

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お知らせや更新履歴のページです。

さっそく前述の「メシュガー」を聴いてみた。
 盤は中古屋で見つけた「NOTHING」と「CATCH THIRTY-THREE」の二枚。彼らの四枚目と五枚目の作品になるらしい。
 近所のdisc unionに買いに行ったのだけれど「メシュガー」は一枚も置いてなく、結局、足を伸ばして御茶ノ水の同unionヘビメタ館で購入(この場所は、もとは同店のクラシック館だったところで、来るのはそれ以来)。売り場はいろんなメタルのカテゴリーに分かれていて、「デス・メタル」のコーナーでようやく発見。しかし、二枚ともジャケットワークは良くなく、ちょっと萎える。ジャケ買いでは絶対選ばないやつだ。メタルってこういう感じのものが多いのか。
 まずは「NOTHING」から聴いてみた。
 ん、これは予想していたよりもハードコアに近い。瞬間的に昔聴いたジョン・ゾーンのNaked CityやPainkiller辺りの作品を思い出した。ギターソロのフレージングは、たしかにホールズワース風かも。エフェクトのかかり具合も似ている時がある。さらに、そこにもう一人ロバート・フリップも混じっているようだ。上っ面は暴力的だけど、実はとても繊細で知的に組み立てられた音作り。ロバート・フリップがちょっと勢いで、メタルバンドと組んでメタルを演ったらこうなりました、っていう感じ。そうか、だから「プログレッシブ・メタル」なのか。うん、こりゃあ良いね。「デス」なヴォーカルも気にならない。全体を通して、言われているほど「変態性」が感じられないのは、少し残念かな。
 「CATCH THIRTY-THREE」の方も同じ路線だが、さらに聴きやすいものになっている印象。全13曲で一つの楽曲のような構成になっているみたいだけど、こういう作り方はけっこう好き。前作よりもプログレ色が強い。たしかにこの二枚からはいろんなジャンルの音楽要素が聞き取れる。フランスのマグマなどを連想させるプログレっぽさ、そしてジャズロックはもちろん、エクスペリメンタルやインダストリアル、アンビエントの要素なども。インプロヴィゼーション的なところは希薄で、それらがきちんと構成されて一つに収まっている。いやあ、何だかてんこ盛りで面白い。これは「メタル」という括りの中に入れなくてもよい気がする。
 この二枚のうち、どちらか一枚をということであれば、その率直さで「NOTHING」の方を選ぶかな。でもこのバンドの音楽を初めて聴いて、個人的に音楽的接点が多く、いろいろと触発されたのは「CATCH THIRTY-THREE」の方。さらに何回か聴いていけばまた印象も変わるかも。
 今までメタルは聴いてこなかったけれど、けっこう気に入ったので、もう少しこのメシュガーをはじめ(アナログは出していないのかな)、似たようなバンドの作品を聴いていくことにしたい。

 ああ、そうだった、肝心なことを。小社刊のアイザック・B・シンガー作品『メシュガー』も、ぜひ読んでみてください(ここで触れたバンド「メシュガー」とは関係ないけれど)。よろしくお願いいたします。

(あ)2017. 3. 10.



書籍『メシュガー』の編集作業をしている時に知ってから何となく気になっていた、同じ名前を冠したスウェーデン出身のメタルバンド「メシュガー」。いずれの「メシュガー」も同じイディッシュ由来だ(その意味、訳語は個人的には「いかれポンチ」とするのが一番しっくりくる)。同じ「メシュガー」とくれば、これはもう聴いてみなければなるまい。
 このバンドのことはネットで知ったのだけれど、けっこう有名なバンドのようで、ジャンルとしては、エクストリーム・メタル、アヴァンギャルド・メタル、プログレッシブ・メタルなどに分類されているようだ。と言われても何だかよく分からない。でも、ハードロック以降のメタル系の音楽はきちんと聴いたことはないけれど別に苦手ではないはずだし、ギターはアラン・ホールズワースの影響を受け、実験的な作風で、リズムは複雑な変拍子を多用している、とある。ホールズワースはわりと好きなジャズ-プログレ系のギタリストだし、変拍子ということなら、ヘンリー・カウやジェントル・ジャイアントなどは今でもたまに聴く(あまり関係はないのかも)。実験音楽やノイズといった類の音楽も全然ウエルカムだ。あとは、歌モノ(?)なのでヴォーカルとの相性という問題もあるけれど、もしかしたらこのメタルバンド「メシュガー」、けっこう気に入るかも。ちょっと時間ができたとき、探して聴いてみることにしよう。

(あ)2017. 3. 9.



新刊、アイザック・B・シンガー著『メシュガー』の書評が、2月12日付けの『朝日新聞』に掲載されました。蜂飼耳さんが書いてくださっています。ありがとうございました。
(あ)2017. 2. 16.



昨年12月刊行の新刊、アイザック・B・シンガー著『メシュガー』の書評が、1月22日付けの『毎日新聞』に掲載されました。池内紀さんが書いてくださっています。ありがとうございました。
(あ)2017. 2. 4.



午前零時が過ぎ、新年最初にかける一枚(レコード)は、普段なかなか手が伸びることのない大名盤を選ぶことにしている。例えばソニー・ロリンズの「サキコロ」などは、何かきっかけでもない限りターンテーブルに載るなんてことはほとんどない(聴き飽きたつもりになっているから)。
 所持しているレコードの中から今年選んだのは、ちょっと迷ったけど BLUE NOTE の1559番、ジョニー・グリフィンの「A BLOWING SESSION」(一応、同レーベルの1500番台は大名盤扱い)。タイトル通りジャム風の内容で、今年はそれが決め手に。
 パーソナルは、L. Morgan (tp)、J. Griffin、J. Coltrane、H. Mobley (以上 ts)、W. Kelly (p)、P. Chambers (b)、A. Blakey (ds)。
フロントの4人もリズムセクションも説明不要の超豪華な布陣。録音はハードバップ全盛の1957年。あ、ということはぴったり60年前だ。
 久しぶりにじっくり聴いてみる。まだ「脱皮前」のコルトレーンは、ひとり何やら模索中のようだけど、全体を通してアップテンポ主体の良い選曲で濃いめの演奏に満足、これで新年のスタートを切ることになった。さてさて今年はどうなることやら。
 本年もよろしくお願いいたします。

(あ)2017. 1. 5.



アイザック・B・シンガーの長篇小説『メシュガー』が出来上がりました。新刊配本は、先週、すでに終えています。ほとんど、シンガー最後の長篇小説と言ってもよい作品のようです。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。
(あ)
2016. 12. 22.



年が明けてまだ2週間なのに、すでにピエール・ブーレーズ、デヴィッド・ボウイが鬼籍に‥‥‥。
(あ)2016. 1. 14.



新年、あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(あ)2016. 1. 6.



7月20日、午後9時、リブロ池袋店の閉店に立ち合う。初めて私が同店に行ったのが高校生の時(当時は西武ブックセンターという店名だったっけ)。以来、西武百貨店の本館にあった時代、そして現在の別館時代と、ここにはよく通った。最近はほとんど足を運ばなくなってたけど、間違いなく、私が一番多く利用してきた新刊書店ということになると思う。アールヴィヴァン、ぽえむぱろうる、ワイズフール‥‥、ああ、あの雰囲気、懐かしいなあ。
(あ)2015. 7. 22.



新年、あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(あ)2015. 1. 4.



昨年12月刊行の新刊、須山静夫著『地下に潺潺たる水の音を聞け』の書評が、『図書新聞』3月8日号に掲載されました。愛知教育大学の尾崎俊介さんが書いてくださっています。ありがとうございます。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2014. 3. 11.



12月9日付け『毎日新聞』書評欄中の「2012年『この3冊』」で、詩人・作家の荒川洋治さんが3冊のうちの1冊に、小社の須山静夫著『クレバスに心せよ!』を選んで下さいました。その箇所のみ抜き出してみます。
 「〔この本〕は、アメリカ文学の翻訳家による自他の誤訳の検証。あやまりの秘密、小さなことの大きさを指摘。白眉は『死海写本 イザヤ書』分析の長文。何かを調べて、思ってみたい。そんな気持ちになる本」。
 荒川さん、ありがとうございます!

 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2012. 12. 11.



須山静夫著『クレバスに心せよ!』の書評が、『図書新聞』10月6日号に掲載されました。立教大学の後藤和彦さんが書いてくださっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2012. 10. 25.



先月刊行の新刊、須山静夫著『クレバスに心せよ!』の書評が、『毎日新聞』5月6日付け朝刊の「今週の本棚」欄に掲載されました。詩人の荒川洋治さんが書いてくださっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2012. 5. 6.



須山静夫著『クレバスに心せよ!──アメリカ文学、翻訳と誤読』が出来上がりました。著者である須山さんは、メルヴィルの長篇詩『クラレル』、フォークナー『八月の光』、オコナー『賢い血』、スタイロン『闇の中に横たわりて』、アップダイク『ミュージック・スクール』などの作品の翻訳で知られています。本書は自らが手掛けた翻訳作品を中心に、日米の研究者による誤読や誤訳を丹念に拾い上げ、考察したものです。後半部は、特にメルヴィル作品を翻訳するにおいて避けては通れない、アメリカの作家たちに大きな影響を与えた聖書を「イザヤ書」の死海写本にまで遡って、その受容、解釈、翻訳の際の誤読や誤訳を精査していきます。書名である「クレバスに心せよ!」とは、おそらく須山さんの翻訳作業をする際の「心構え」のようなものなのでしょう。思わぬ落とし穴がそこら中、もういくつもあるのです。絶えず気を抜かず、細心の注意を払い、心して臨まないといけないのです。翻訳現場のぴーんと張りつめた緊張感が伝わってくる本です。
 
取次搬入は4月12日となります。どうぞよろしくお願いいたします。
[著者である須山静夫さんは、本書制作中の昨年(2011年)7月、急逝されました。ちょうど本書の2回目のゲラ校正を終えられ、「まえがき」と「あとがき」の原稿を執筆された直後のことでした]


 
森彪著『みちのく俳句紀行──私と四季、そして大震災』も出来上がっています。シリーズ〈あすなろ〉の第六集となります。医療過疎に悩む東北の地で小児医療に従事する著者の俳句集なのですが、東日本大震災の時のことを詠んだ句も多数収載されています。何度読んでも心が揺さぶられ、張り裂けそうになります。
 更新:「books」「books」ページ。
(あ)
2012. 4. 9.



新年、あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(あ)2012. 1. 7.



森彪著『みちのく点描──歴史・人・文学』が出来上がりました。シリーズ〈あすなろ〉の第五集となります。医療過疎の現場(青森県三戸町)に従事する著者の「みちのく」に対する思いを、歴史や文学といった視点から綴ったものです。週明け三月二十八日頃から書店にてお求め、ご注文いただけるようになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 本書の入稿直後、今回の東北地方太平洋沖地震が起こりました。被災された皆様方に対しまして心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く復旧されることをお祈り申し上げます。

 更新:「books」ページ。
(あ)
2011. 3. 27.



新年、あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(あ)2011. 1. 5.



2月刊行の、大崎ふみ子著『アイザック・B・シンガー研究』の書評が、『図書新聞』4月24日号に掲載されました。米田綱路さんが書いてくださっています。『出版ニュース』4月中旬号の「ブックガイド」欄にも同書の紹介文が掲載されました。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2010. 4. 18.



森彪著『心の風景を訪ねて──みちのくでの思索』が出来上がりました。シリーズ〈あすなろ〉の第四集となります。今月5日頃から書店にてお求め、ご注文いただけるようになると思います。
 著者の森彪さんは、聖徳大学を辞した2007年から、週の半分を医師不足に悩む青森県三戸町にある町立三戸中央病院において小児科医療に従事されています。本書の大半は、その三戸町での診療の合間に執筆されたものです。
 以下、2008年4月27日付けの『毎日新聞』に掲載された記事です。

この人:三戸町国保三戸中央病院小児科医師・森彪さん/青森
◇“出身地”に貢献を──森彪(たけし)さん(78)
「先生、なんで青森に行ったんですか。うちに来てくださいよ」。今月14日から三戸町国保三戸中央病院小児科で診療を始め、首都圏や出身地・北海道の医療関係者から東京の自宅や病院に電話がかかってくる。埼玉県立小児医療センター名誉総長を務めるなど、技術も経験も豊富。医師不足の中で、引く手はあまただ。電話をもらうと、いつも「そのうち、そっちにも行くからよ」と笑ってあしらっている。
 昨年3月、東京都の私立聖徳大学人文学部の教授職を退いた。青森で医師として働くことを決めた背景には、地元出身の曽祖父の影響があった。
「津軽藩で活躍していたんだ。死んでから『オレも津軽に貢献したぞ』って、じいさんに言えると思ってさ」と話す。津軽地方は深刻な医師不足に陥っているのではないかとの懸念もあった。
 1週間交代で青森と東京を往復するつもりで、先月、県医療薬務課に相談。とんとん拍子で同病院への赴任が決まった。
「来てみたら津軽じゃなくて南部だったんだよなあ。まあ、でも男女の関係と同じだ。結婚したからには約束通りに勤めるよ」と豪快に笑う。
 同病院の小児科は、05年9月に常勤医が不在となり、弘前大が派遣する非常勤医師1人が週3日、診療してきた。常勤医がいたころの外来患者数は1日111.9人。病院事務局はこれを地域のニーズとみるが、06年の外来患者は同14.5人まで落ち込んだ。
 新たな非常勤医師として森さんが加わり、2人で月〜金曜日の週5日の診療が可能になった。同病院の田中照深(てるみ)事務長は「平日の5日間、小児科の先生が勤務している。地域のお母さん方の安心感は大きい」と喜ぶ。
 赴任当日、小児科診察室の壁に「熱があって咳(せき)があっても、食欲があって元気な子には薬は出しません」と張り紙をした。「子供には薬なんか飲ませるもんじゃない。子供は病気をしながら免疫力をつける」との考えを看護師や子どもの親と共有するためだ。これまでも患者やその家族と過ごす時間を大切にし、「互いに近づくこと」で信頼関係を築いてきた。「人との出会いは一生の縁だからね」。三戸での出会いを楽しみにしている。

 本書『心の風景を訪ねて』は、子どもたち、そしてみちのくに対する著者の思いが込められたものでもあります。お手に取っていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 更新:「books」ページ。
(あ)
2010. 4. 4.



先月刊行の新刊、大崎ふみ子著『アイザック・B・シンガー研究』の書評が、『毎日新聞』3月14日付け朝刊の「今週の本棚」欄に掲載されました。詩人の荒川洋治さんが書いてくださっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2010. 3. 14.



新刊『アイザック・B・シンガー研究』の紹介ページをアップしました。
 更新:「books」ページ。
(あ)
2010. 2. 21.



昨年の末、小社のネット専用で使用しているMacが突然壊れてしまいました。ハードディスク内にあるデータも全て失ってしまい(バックアップは残していませんでした)、その関係でしばらくサイトの更新ができませんでした。最近でこそネット専用機となっていましたが数年前まではメインで使っていたマシン、失ったものはけっこう大きく、未だに立ち直れずにいます‥‥。
 さて新刊のお知らせです(何かひさしぶりです)。小社のアイザック・シンガー作品の翻訳をしていただいている大崎ふみ子
さんによる『アイザック・B・シンガー研究』が出来上がりました。取次搬入は2月10日となります。詳細情報は近々アップします。どうぞよろしくお願いいたします。
(あ)2010. 2. 5.



更新:「order」ページ。
(あ)
2009. 6. 29.



この正月、フォークナーやオコナーなどの翻訳を手がけてこられている須山静夫さんから、昨年末に出版された自伝小説『墨染めに咲け』(新宿書房)をいただきました。妻の死、そして、それから十四年後の息子の突然の事故死。日記や手紙などのテキストを織りまぜながら記されていく、日々の「痛み」と「悲しみ」。「作者あとがき」の次のくだりに救われます。
「拙作のなかでは『痛み』と『悲しみ』が大半を領している。だが、『笑い』と『甘美』がひっそりとだが、確かにある。/病床に臥せっている妻が夫に見せるかすかな笑み、恋人を訪ねようとする息子が顔に浮かべる明るい表情、これを拭い去ることはできない。ここに人間の愛がある」。
 ご一読、お勧めいたします。

(あ)2009. 1. 12.



新年、あけましておめでとうございます。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

(あ)2009. 1. 4.



劇団「自転車キンクリート」の戯曲、飯島早苗・鈴木裕美共著『蠅取り紙』が出来上がりました。取次搬入は3月24日となります。小社刊行の戯曲は、'06年に岸田國士戯曲賞を受賞され、受賞作『ぬけがら』(白水社刊)も好評な佃典彦さん(劇団「B級遊撃隊」)の『KAN-KAN男』に次いで二冊目となります。カバーのイラストはスージー甘金さんによるものです。どうぞよろしくお願いいたします。

 
しばらく更新していなかったのですが、この間の動きをいくつかご紹介いたします。
 アイザック・B・シンガー『タイベレと彼女の悪魔』が『みすず』1・2月合併号の「二〇〇七年読書アンケート」、『みるとす』2月号の書評欄で取り上げられました。『みすず』では、イギリス文学の川端康雄さんが取り上げてくださっています。
 詩人の荒川洋治さんが、『毎日新聞』3月10日夕刊のコラム「水脈」(「『出版社』を読む」という見出しが付いています)の中で小社の仕事について触れてくださいました。コラムのテーマは「失われていない 心が掲げたもの」というものです。荒川さんは、このほかにもNHKラジオをはじめ、いろいろなところで小社のことや小社の新刊・刊行物について紹介してくださっています。ありがとうございます。本当に身にあまるものです。

 更新:「reviews」ページ。
(あ)2008. 3. 17.



アイザック・B・シンガー『タイベレと彼女の悪魔』の書評が、『産経新聞』12月3日付け朝刊の「読書」欄、そして『週刊朝日』12月14日号(12月4日発売)の「週刊図書館」欄に掲載されました。『産経新聞』では翻訳家の池央耿さん、『週刊朝日』では詩人の蜂飼耳さんが書いてくださっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)2007. 12. 6.



『週刊朝日』書評欄ご担当者、そして『産経新聞』文化部の方から、それぞれご連絡いただきました。小社の新刊、アイザック・B・シンガー『タイベレと彼女の悪魔』が書評欄で取り上げられるそうです。『週刊朝日』の方は詩人の蜂飼耳さんが書いていただけるとのことです。今からとても楽しみです。
(あ)2007. 11. 21.



アイザック・B・シンガー短篇集『タイベレと彼女の悪魔』が出来上がりました。本日19日、新刊委託分を取次に搬入しています。小社刊行のアイザック・B・シンガーの著書は、これで四冊目ですが、短篇集としては初のものとなります。短篇の名手としても知られているシンガー、その選り抜きの作品十篇を収めています。長篇からうかがえるものとは違ったイディッシュ作家シンガーの魅力を堪能できるのではないかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。
(あ)
2007. 10. 19.



今月、ようやく、アイザック・B・シンガーの短篇集『タイベレと彼女の悪魔』が出来上がります。この本は、アメリカで出版されている四冊のシンガー短篇集から作品をセレクトした日本独自の短篇集なのですが、そのせいか、前述しているように、全作品の翻訳権の取得まで、かなり時間がかかってしまいました。
 本書は全十篇を収録、そのうち八篇が本邦初訳となります。それぞれの作品を選んだ基準は、「読んでおもしろく、優れていて、かつ、シンガーの全体像がうかがえるもの」(「訳者解説」より)というもので、どの作品も、甲乙つけがたいほど、味わい深い作品となっています。お読みいただければ、とてもうれしいです。
 書店配本は月末頃を予定しています。日程など決まりましたら、このページでご案内させていただきます。また本の詳細も近日中にアップいたします。

(あ)2007. 10. 7.



森彪著『子どもの記憶』が出来上がりました。27日頃から書店にてご注文いただけるようになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。
(あ)
2007. 6. 25.



アルノシュト・ルスティク著『愛されえぬ者たち』の書評が、『図書新聞』6月9日号に掲載されました。米田綱路さんが書いてくださっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)
2007. 6. 7.



久しぶりの新刊となってしまいました(予定では、去年、出ていたはずの本なのですが)。
 
チェコ生まれのアメリカのユダヤ人作家、アルノシュト・ルスティクの小説『愛されえぬ者たち――ペルラ・Sの日記より』が出来上がりました。小社刊行の、アイザック・B・シンガー『ショーシャ』と同様、ホロコースト関連の小説となります。新刊委託分の取次搬入日は本日20日です。大型書店が中心ですが、書店店頭には24、5日ぐらいから並び始めると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。

(あ)
2007. 4. 20.



新年あけましておめでとうございます。
どちらかといえば翻訳書の刊行が多い小社ですが、昨年は、翻訳の権利取得までかなり待たされたり、許可はおりているのに契約に必要な書類が届かなかったり(残念なことに、まだ未着です)と、思うような出版活動ができないもどかしい一年でした。停滞していた分、今年はちょっと頑張らねば、と思っています。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(あ)2007. 1 8.



前回、この欄で、『ショーシャ』がどこかに紹介されたのかも、と書きましたが、その件について、さっそく次の日に同業のある方からご教示いただきました。やっぱり新聞に掲載されていました! 『日本経済新聞』(5月28日付け)読書欄中のコラム「半歩遅れの読書術」の中で、作家の辻原登さんがこの本について書いてくださっていました。辻原さんは、今までにも何度かこの本を取り上げてくださっています。そのどの文章からも、この作品に向けられた愛情が感じられ、とてもうれしく思っています。私としましても、感銘を受けた一読者として、少しでも多くの人が、この本を読んで、その世界を味わっていただければと思っています。
 更新:「reviews」ページ。
(あ)
2006. 6 2.



小社刊の書籍『ショーシャ』(アイザック・B・シンガー著)ですが、このところ注文が相次いでいます。おそらくどこかでこの本が紹介されたのだと思われます。私自身も大好きな本ですのでうれしい限りです。でも一体どこで取り上げられたのでしょう? まだよくわかっていません。

 小社は少人数でやっているため、事務所に誰もいない時がよくあります。不在中、お電話をいただいた書店様方にはご迷惑をおかけしております。そういった時は、恐縮ですが留守番電話に吹き込んでいただくか、ファクスをご活用いただければと思います。その旨おっしゃっていただければ、在庫の有無、搬入日など、折り返しご連絡させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
(あ)2006. 5 30.



小社刊『KAN-KAN男』の著者である佃典彦さんが、第50回岸田國士戯曲賞を受賞されました。受賞、おめでとうございます。
(あ)2006. 1. 24.



新年あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(あ)2006. 1. 7.



森彪著『子どもの宇宙』が出来上がりました。22日頃から書店にてご注文いただけるようになると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。
(あ)
2005. 11. 20.



新刊『カフカ=シンポジウム』の関連書を、同書の紹介ページに追加しました。
 更新:「books」ページ。

(あ)
2005. 6. 2.



先週、配本されたカフカ=シンポジウム』ですが、少しずつ反響がではじめているように感じます。
 
実際の草稿に基づいて編集された新改訂版カフカ全集(邦訳・池内紀訳、白水社)の刊行などに伴って、新しい見地からのカフカ研究が次々と手がけられるようになりました。五人の指導的カフカ研究者によって執筆された本書『カフカ=シンポジウム』は、この新しいカフカ研究の基礎、あるいは出発点となったといえる論文集であり、多くのカフカ研究者の拠り所となったものです。
 カフカの親友であったマックス・ブロートの編集による従来のカフカ全集(邦訳・新潮社)は、編者による恣意的な編集がなされており、作者カフカの意図が十分に反映されたものではありませんでした。新改訂版全集の編集者であり、本書の執筆者の一人でもあるマルコム・パスリーは、ブロートに続く第二の遺稿管理人であり、その実際の草稿が確認できる立場から、それまではうかがい知ることのできなかった作品本来の姿を復元し、それらを紹介することに尽力しました。本書に収録されたパスリーによる二つの論考(それまで曖昧だった各作品の成立時期を特定した「カフカ全作品の成立時期」と、カフカが想定した『城』における本来の章区分を特定した「長篇小説『城』の章区分について」)も、そうした研究の成果といえます。
 本書に収録された、その他の論考もすべて、実際の草稿、当時の刊行物や印刷物、書簡、当時の資料などに基づいており、カフカを語る上での重要な基本書となっていると思います。お読みいただければ幸いです。
(あ)2005. 5. 31.



新刊、ヴァーゲンバッハ/パスリー他著『カフカ=シンポジウム』は24日の配本となります。大型書店が中心ですが店頭にはその翌々日ぐらいから並び始めると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。

(あ)
2005. 5. 23.



近刊予定として去年から「books」ページに掲載している『カフカ=シンポジウム』ですが、現在のところ、五月下旬の刊行を目指して進行しています。予想以上に編集作業が難航した結果なのですが、実に当初の予定から五カ月近い遅れとなってしまいました。申し訳ございません。配本日など決定しましたら、あらためて当ページにてご案内いたします。
(あ)
2005. 4. 29.



更新:トップページ。
(あ)
2004. 11. 27.



森彪著『子どものいのちを見つめて』が出来上がりました。15日頃から書店店頭に並びはじめると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。
(あ)
2004. 10. 14.



アイザック・B・シンガー著『悔悟者』の紹介が、『図書新聞』7月31日号に掲載されました(特集「2004年上半期読書アンケート」)。荒川洋治さんが取り上げて下さっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)
2004. 7. 30.



先にお知らせしておりました『ショーシャ』の重版についてですが、現在、作業を進めています。出来上がりは3月23日頃となる予定です。すでにご注文いただいている分は、出荷保留とさせていただいておりますが、重版分が出来次第、二、三日中に取次店へ搬入させていただきます。お待たせして申し訳ございませんでした。
(明)
2004. 3. 18.



アイザック・B・シンガー著『悔悟者』の書評が、『図書新聞』2月21日号に掲載されました。元秀一さんが書いてくださっています。『みるとす』2月号にも同書の紹介が掲載されました。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)
2004. 2. 14.



以下の二誌で、アイザック・B・シンガー著ショーシャ』が取り上げられました。
『日曜の朝は今週の本棚』(毎日新聞、書評欄PR小冊子)
「今まで『今週の本棚』に書いた中で、思い出に残る書評は何ですか?」という質問に対して、辻原登さんが『ショーシャ』の書評を挙げて下さいました。

『みすず』二〇〇四年一・二月合併号(みすず書房)
「2003年中にお読みになった書物のうち、とくに興味を感じられたものを挙げてください」というアンケートに対して、宇野邦一さんが取り上げて下さいました。
 当サイトの
reviews」ページにも部分掲載させていただいています。

『ショーシャ』は、私自身もとても気に入っている作品です。このように、さまざまな方が手にとって下さり、そしてお読みいただいている、ということに大きな喜びを感じます。本当にありがとうございました。

 この『ショーシャ』の小社分在庫状況についてですが、現在、ほとんど品切れとなっています。在庫をお持ちの書店さんからの返品待ち、という状況です(どの書店に行けば手に入るのか、というお問い合わせを受けることがありますが、都内ですと、2月1日現在、リブロ池袋店さん(03-5949-2910)に何冊か残っているのを確認しています)。ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございません。ただ今、重版を検討中です。決定次第、このページなどでお知らせいたします。

 同じ著者シンガーの『悔悟者』(2003年12月刊)が、日本図書館協会選定図書に選ばれました。
 更新:「reviews」ページ
(あ)
2004. 2. 5.



新年あけましておめでとうございます。
 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年末、詩人の飯島耕一さんから、ある詩を書くにあたって、『ヴードゥー教の世界』(小社刊)に得るところがあった、というご連絡をいただきました。この詩「東銀座のフォト・サロンで」は現在発売中の『現代詩手帖』(2004年1月号、思潮社)に掲載されています。とてもうれしいことです。
(あ)2004. 1. 5.



来年(二〇〇四年)一月一日、ハイチは独立二〇〇周年を迎えます。それに合わせてか、このところ、ハイチ関連書籍の刊行が相次いでいるようです。以下に紹介させていただきます。
浜忠雄『カリブからの問い――ハイチ革命と近代世界』岩波書店
佐藤文則『ダンシング・ヴードゥー――ハイチを彩る精霊たち』凱風社
佐藤文則『ハイチ 圧制を生き抜く人々』岩波書店
フランケチェンヌ他『月光浴――ハイチ短編集』立花英裕・星埜守之編訳、国書刊行会

 小社にも、ハイチの歴史の中で「ヴードゥー教」がどのような役割を果たしたのかをコンパクトに解説した『ヴードゥー教の世界――ハイチの歴史と神々』という本があります。こちらの方もどうぞよろしくお願いいたします。
(あ)2003. 12. 19.



新刊、アイザック・B・シンガー著『悔悟者』の配本日(取次搬入日)が決まりました。トーハンが十二月十二日、それ以外の取次店は十一日の搬入となります。大型書店が中心ですが店頭にはその翌日ぐらいから並び始めると思います。どうぞよろしくお願いいたします。
 更新:「books」ページ。

(あ)
2003. 12. 6.



『ラカンと政治的なもの』の書評が、『図書新聞』7月12日号に掲載されました。赤間啓之さんが書いて下さっています。
  更新:「reviews」ページ、「books」ページ。
(あ)
2003. 7. 5.



『ラカンと政治的なもの』の書評、紹介が、『recoreco』5・6月号、『出版ニュース』4月下旬号に、それぞれ掲載されました。『recoreco』では、橋本努さんが「世界秩序を読み解くための10冊」として取り上げて下さっています。
 更新:「reviews」ページ、「books」ページ。

(あ)
2003. 5. 1.



当サイト、リニューアルしました。
(あ)
2003. 4. 30.



インターネット書店bk1の人文社会ノンフィクションコーナー内「人文レジ前」に『ラカンと政治的なもの』の書評が掲載されました。小林浩さんが書いて下さっています。
(あ)
2003. 3. 19.



本日、来社された『狩猟の哲学』(オルテガ著)の訳者の方から、昨年12月の新聞に同書の関連記事が掲載された旨、教えていただきました。最近の世界情勢とリンクさせながら執筆されており、興味深いものです。「狩猟を『人間の卓越性への自発的な断念』とみる彼(オルテガ)の省察は、卓越を過信した無意味な殺戮のひそかな否定」である。
(あ)2003. 3. 11.



新刊『ラカンと政治的なもの』の配本日(取次搬入日)が決まりました。二月二〇日の配本となります。大型書店が中心ですが店頭には翌二一日ぐらいから並び始めると思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 ちょっと宣伝くさくなってしまいますが、ジジェクとラクラウが本書に寄せた推薦文を、以下にご紹介します。

『ラカンと政治的なもの』は、体系的なスタイルをもち、明晰かつ非常に読みやすく書かれている。本書は、ラカンの精神分析が確かな政治的帰結をもつことを論証している。そこには、ラディカルな民主主義の立場を力強く肯定する「政治的なもの」の理論が含まれているのである。このスタヴラカキスの本は、進行中の論争への「重要な貢献」に留まらず、その語り方を再定義するものとなろう。
(スラヴォイ・ジジェク)

『ラカンと政治的なもの』は、ラカンの基本概念の明快で透徹した紹介を提供しているだけでなく、それを現代の社会的、政治的現象の研究に適用してみせたこれまででもっとも洞察力に溢れた斬新な試みとなっている。
(エルネスト・ラクラウ)

(明)2003. 2. 14/15.



続刊である『ラカンと政治的なもの』の製作作業もいよいよ大詰めに入ってきました。配本は二月中旬頃となります(予定より遅れてしまい、申し訳ございません)。刊行情報の頁に掲載している「目次」も最終版のものに更新しています。興味のある方はご覧になって下さい。

 著者スタヴラカキスは本書序章の前半部分で、まず次のようなラカンの言葉を引用して考察を始めていきます。
「その経験が個人的なものに限定されているがゆえに、精神分析はどのような社会学的対象の総体も、あるいは、われわれの社会で一般に作用している原因の全体でさえ、把握していると主張することができないのは、適切なことであるのかもしれない。そうだとしても、精神分析は、個人的なものを取り扱うなかで、あたかも文明化における不満が文化と自然の継ぎ目そのものを暴露していることさえあるように、あらゆる社会において根本的な役割を演じていると思われる緊張関係を発見したのである。もし適切な変換が行なわれれば、この継ぎ目に関する精神分析の公式は、それを利用することができるある一定の人間科学にまで拡張することが可能である」。
 この周到に用意された言葉の背後からも読み取れるように、精神分析(つまりはラカン理論)は、はたして社会的‐政治的分析に貢献しうるものなのか、そしてそれはどのようなプログラムによって可能になるのか、といった問題領域は、つねに不明瞭さがつきまとい、それゆえ様々な議論(少々硬直気味の)の対象になってきたといえます。
 本書は、こうした問題の核心部分を手際よく取りまとめながら、現代の政治理論や政治実践において、この「ラカン的読解」が示しているもの、すなわち、ユートピア的政治の破綻、そして「ラディカルな民主主義」という来るべき地平が提示されていきます(その分析の手際のよさは、本書を、格好のラカン入門として読まれるべきものにも仕上げています)。
ラカン的読解がもっているこのようなアプローチは、危機的な状況下にある私たちの前に、新しい政治的想像力の地平を拓いてくれるものになるに違いありません。(明)2003. 1. 17.



次回の新刊『ラカンと政治的なもの』は、一月末の配本予定です。本についての詳細など決定しましたら刊行情報の頁などでお知らせいたします。
(明)2002. 12. 25.



劇団B級遊撃隊、公演のお知らせ。
 東京国際芸術祭リージョナルシアター・シリーズ参加公演『消しゴム』が、東京・池袋の東京芸術劇場小ホールで上演されます。日程は十一月二一日から二四日までです。詳しくは劇団のホームページをご覧ください
(明)2002. 11. 19.



今月十一月五日、英米文学者で翻訳家の飛田茂雄先生がお亡くなりになりました。お会いしたことはなかったのですが、今年の七月に出来たばかりの『ショーシャ』をお送りしたところ、二度にわたってこの本の感想と小社への励ましが綴られたご丁寧なお葉書をいただきました。その文面はとてもあたたかなお人柄を感じさせられるものでした。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
(明)2002. 11. 7.



十月二〇日付けの『朝日新聞』書評欄に『ショーシャ』の紹介が掲載されました。
 十一月三日付けの『毎日新聞』書評欄に同書の書評が掲載されました。『毎日新聞』の書評は、辻原登さんが書いて下さっています。
(明)2002. 11. 5.



刊行情報の頁に、続刊予定の『ラカンと政治的なもの』の簡単な情報をアップしました。原書のデータはここ
(明)2002. 10. 9.



八月十日付けの『産経新聞』に『ショーシャ』の書評が掲載されました。ロシア文学者の沼野恭子さんが書いて下さっています。
(淳)
2002. 8. 12.



共同通信社配信の書評で『ショーシャ』が取り上げられました。池内紀さんが書いて下さっています。書評ページ、更新しています。
(明)2002. 7. 31.



新刊『ショーシャ』の、ジュンク堂書店さんなど大阪屋帖合店からいただいた事前受注分は、本日、大阪屋東京本部に搬入いたしました。補充注文などありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。
(明)2002. 6. 20.



新刊『ショーシャ』の配本日(取次搬入日)は、日販と栗田が六月二一日、トーハンが二四日となりました。大型書店が中心ですが店頭には週明けの二四、五日ぐらいから並び始めると思います。本のカバーは薄いベージュ色の紙を使った、あっさりとしたデザインです。小説っぽくはないですが(T堂のS店長にこう言われてしまいましたが…)、さまざまな読まれ方ができそうな作品なのでこういうスタイルを選びました。定価は本体三〇〇〇円で、小説としては少し高めかもしれませんが(本文が四〇〇ページを超えるので、刷り部数からいってこれが本当に精一杯でした)、小社としては自信をもってお薦めすることができる内容だと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。関連ページも更新してあります。
 一冊一冊の「本」とは、著訳者の方や担当編集者という当事者だけでなく、実は周囲のいろいろな人の協力や助言をいただきながら出来上がっていくものだと思うのですが、今回は特にそれを実感しました。とても感謝しています。
(明)2002. 6. 18.



午後、日販に行く用事があり市ヶ谷から地下鉄南北線に乗る。すでに車内はほとんど青一色(赤もちらほら)。何となくこのまま、この沿線にある埼玉スタジアムまで行ってしまいたい気持ちを押さえつつ途中の王子で下車。
 夕方六時、試合開始に合わせて会社のテレビをつける。あくまで仕事のあいまに観戦するつもりが、いつのまにかビール片手に試合終了まで画面に釘づけ。仕事は明日に持ち越し。明日、大変。
 今月刊行予定の『ショーシャ』、配本日など決定しましたらお知らせします。今回、ストックブックスの事前注文数がいつもより多めでちょっとうれしいです。
(あ)2002. 6. 4. 8: 40 PM.



五月下旬と告知していました近刊『ショーシャ』の刊行日ですが、六月中旬に変更となりました。申し訳ございません。
(あ)2002. 5. 20.



各ページを少しずつ手直し中です。
(あ)2002. 5. 7.



前回お知らせしたシンポジウムに行ってきました(28日午前のセッションのみですが)。立花英裕さんが司会を務められ、浜忠雄さんの基調報告、加藤晴康さんのコメント、そして亡命ハイチ文学者のアントニー・フェルプスさん、アラン・ボドーさんたちも加わっての質疑応答。栄光のハイチと、矛盾に満ちたハイチ。ハイチ独立の意味と、その後の展開における問題点など、現代の状況に照射させながらの数々の指摘、後半は時間的に押し気味だったのが残念でしたが、とても有益なものだったと思います。懐かしい方々にもお会いすることができました。
(あ)2002. 4. 30.



一橋大学言語社会研究科主催国際シンポジウムのお知らせ。
明日二七日から二日間にわたって、「文明の未来―混成か、純化か」をテーマにした国際シンポが東京・国立の一橋大学にて開催されます。諸民族の文化接触の増大化に伴って、複数文化の共存、混交、融合といった課題はますます重要なものになっていくはずです。そこでは、混成に向かうベクトルと純化に向かうベクトルとが反発しあい、さまざまな議論を引き起こすことになるでしょう。こうした問題意識をテーマに、内外の研究者たちによる報告と討論が行なわれます。そのプログラムの一部を日仏語部会によるハイチ(クレオール)関連のものから挙げておきます。(敬称省略)

・恒川邦夫/今福龍太「坩堝と四散」27日、分科会1、13時半〜15時半。
・アントニー・フェルプス/管啓次郎/星埜守之「〈亡命〉、わがエクリチュールの故郷」27日、分科会1、16時〜18時。
・アラン・ボドー/管啓次郎/小森陽一「仏語圏文学―国境なき文学?」27日、分科会1、16時〜18時。
・浜忠雄/加藤晴康/立花英裕「フランス革命とハイチ革命」28日、分科会1、9時半〜12時。

 このほかにも、文学批評、イスラム、東西ドイツ、東アジアなどの立場からのプログラムが多数用意されています。詳しくは、一橋大学のホーム・ページから、言語社会研究科にアクセスして下さい。
(あ)2002. 4. 26.



劇団B級遊撃隊、公演のお知らせ。
 第二回愛知県芸術劇場演劇フェスティバル参加公演『ミノタウロスの悪夢』が、愛知県芸術劇場小ホールで行なわれます。公演日時は五月一七日から一九日までです。本作のポイントは「現代における生け贄って何だ」ということだそうです。また佃典彦さんの戯曲『最後から二番目の邪魔物』が、雑誌『テアトロ』四月号に掲載されています。この戯曲は、流山児★事務所によって上演された作品です(本年三月二四日から四月一一日まで、下北沢、名古屋、大阪で上演)。
 詳しくは劇団のホームページをご覧ください。
(あ)2002. 4. 22.



5月下旬刊行予定の新刊『ショーシャ』の欄、少し書き加えました(刊行情報ページなど)。
(あ)2002. 4. 15.



トップページ、更新しました。
(あ)2002. 4. 3.



刊行情報欄、レイアウトを少し変えました。文字も大きくしました。
(あ)2002. 3. 15.



小社刊『ヴードゥー教の世界』の紹介が「ハイチの会」の会報『ハイチ支援レポート』(2月26日号)に掲載されました。「ハイチの会」は、主にハイチの貧しい子供たちを支援することと、日本国内でのハイチの広報活動を目的として1986年に設立された会です。ハイチは1804年に独立国となってからも、軍事政権、アメリカによる占領、クーデターと困難が続き、今なお国民の生活は安定していません。こうしたハイチ国内の状況はなかなか私たちには伝わってきませんが、日本では常富美穂子さん(Haiti Information Network)という方が、ハイチとアメリカからネットで入手した情報を無償で配信されています(小社にも届けていただいていますが、はじめはその内容にちょっと衝撃を受けました)。会報にも掲載されている最近の情報から一部を引用します。

軍隊による独裁政権が続いた後、1994年に国連軍によって民主化されるが、状況は一向に良くならない。ゲリラのような殺人事件は日常茶飯。政治家も対立派を議会の場で負かすのではなく、闇討ちにして暗殺することも。警察も機能していない。
アメリカをめざすハイチ難民、2001年は沿岸警備隊によって計1200人が拿捕、送還される。2000年は1394人。
2001年12月17日、午前2時、アリスティド大統領の私邸が、武装者33名によって襲撃。銃撃戦により13名が死亡。大統領と対立している野党は、これは「大統領派による狂言だ」と反発。また、この事件は隣国の「ドミニカ政府が関与している」とか「一味である疑いが強い元警察官はパナマに逃亡」などといったさまざまな情報が錯綜。
アリスティド大統領のボディガードは元アメリカの機動隊員60名。経費は6〜900万ドル。
一方、経済の低迷は続く。国民の平均収入は1日1ドル。
国際社会は、ハイチの対処に困惑。援助金を一体ハイチの誰に手渡せばよいのか判断できないから。ハイチは国際社会からの援助金さえ得られず、ますます困窮の一途。

「ハイチの会」では支援物資やバザーの品などを受け付けています。連絡先は次のとおりです。
  〒467-0042 名古屋市瑞穂区八勝通2-29-4
  tel.052-833-2016 fax.052-831-7724
  E-mail nakanonagoya@pop21.odn.ne.jp
(あ)2002. 3. 06.



リンク欄、少し更新しました。
(あ)2002. 3. 06.



当サイトの刊行情報の事項「イディッシュ」の内容について、『ルブリンの魔術師』の訳者である大崎ふみ子さんからある指摘をいただきました。それは「今ではイディッシュは、一般的に、滅びゆく言語の一つに数えられている」という箇所です。この点に関して専門家の間では、現在は以前とは状況が異なり、この言語を用いているアメリカやイスラエルにいる正統派ユダヤ教徒が出産を奨励しているため、その話者の数は増えている、という指摘があるそうです。さっそく、この意見を取り入れて訂正しました。
(あ)2002. 2. 27.



マニアックな売れ方(?)をしている小社刊『KAN-KAN男』の著者、佃典彦さんが主宰する劇団B級遊撃隊の公演、「ヨーゼフという亀(2002稿)」が現在行なわれています。一月一九日から二七日まで、場所は名古屋、姫池052スタジオです。次回の公演は、五月一七日から一九日まで、「ミノタウロスの悪夢」が愛知県芸術劇場小ホールで行なわれるとのことです。詳しくは劇団のホームページをご覧ください。
(あ)2002. 1. 22.



ようやく小社もホームページを設置することができました。しかしまだデザイン、内容ともに暫定的・未完成な状態ですので、今後大きく変わるかもしれません。まだ会社がスタートしてから日が浅いこともあり、刊行点数が少なく内容的に盛り沢山というわけにはいきませんが、その分一点一点の情報を充実させていければと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(あ)2002. 1. 21.