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この建物は、主屋のとなりに建てられたゲストハウスです。
「本物の材料を使って趣味性が詰まった宝石箱のような建物を、派手でなく、しっとりと、そっと建てる」「建てた時には、昔からそこにあったかのように、さりげなく立っている」ということを心掛けて設計させていただきました。
屋根はいぶし瓦。外壁は珪藻土くし引き。
塀はコンクリート打ち放し及び化学工場用特殊ファイバー格子として高耐久性能を確保しています。 |
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玄関ポーチです。
とても深くスペースをとってあります。
これはポーチが外部喫茶スペースになったり、様々な用途に活用できる多機能性を持たせているためです。 |
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玄関ホールです。
床は樹齢数百年の国産土佐栂の無垢フローリング。厚みは30ミリくらいのものです。
とても貴重なフローリングです。
壁は珪藻マヂックコートコテ塗り。
写真にはありませんが、納戸の壁は桐の練り付け合板として調湿機能を持たせています。 |
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ゲストルームです。
天井は松丁刃削り竿縁天井。
壁はスサ入り珪藻ジュラクコテ仕上げ。
長押(なげし)は杉無垢材ひき割り品。 |
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欄間はオリジナルサンドブラスト紅葉柄。
襖は江戸唐紙きら摺り。
床柱は北山杉磨き丸太。 |
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奥さまのリクエストであるシンプル且つ小さなキッチンです。
隣の本宅にあるシステムキッチンを長年使ってこられた奥さまがたどり着いた、理想のキッチン。――それは、最小限のスペースと、作業優先のキッチンでした。 |