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若い頃、20代も半ば、私は海が好きで友達としょっちゅう日本海に行っていた。モチ、女性の友達。早苗っていう子。彼女と佐渡にも |
行ったし、日本海で潜っていたものだ。その道中はいつもサザンオールスターズの曲を聴きながらだった。彼女が好きだったので、ほとんど全部の曲を聴いたと思う。
サザンは私も好きだったけど、どの辺がすごいかと言うと、日本語を言葉としてでなく、音としてしか捉えていないところなのだ。桑田君の音楽性もすごいけど、あの時代はメッセージ性が強い中で、彼はひらがな語もカタカナ語も英語もみな音として捉えている。その辺がすっごい好き。
今はそういうグループがいっぱい出てきてるね。ラブ・サイケデリコ、宇多田ヒカル、などなど。他のミュージシャンも言葉を音として捕らえるようになってきた様に感じる。これはラップに通じるね。
今好きなのはR&Bとラップ。ラップは音楽性に加えて、語学性が生かされていていい。ラッパーは頭いいね。日本語のラップは無理だと思っていたので、最近の音楽はとても楽しい。毎日ルンルンよ。
あいかわらず、サザンは元気が出ます、ハイ。 |
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私のうちは貧乏です。こんな事いうと、いい家を作ろうと頑張っている旦那様に申し訳ないけど、私はやりくりが上手じゃないのでいつも貧乏なの |
です。
建築家でも世渡りがうまい人はきっともっと収入があるのしょう。でも、うちの旦那様は器用に生きられない性格なのね。お客様のために全力で尽くしているし、正直な仕事をしてきたの。
だから、一年間にそんなにたくさん設計できないのよ。当然収入も少なくなるし、生活は大変よ。私は公務員の娘だから、裕福に育ったわけではないけど、お金に困ったこともなかった。だからやりくりはうまくないのね。エンゲル係数は高いよ〜。
でもね、そんな正直な仕事をする旦那様でよかったと思うの。うまくやろうと思えば、建築家って大金を動かしているから金銭感覚がなくなって、今の政治家のような人も居るの。でもうちの旦那様はシンプルで誰でもわかるようなやり方しか考えない人だから、きっとこれからの時代にあっている人なんだと思う。日本の複雑な経済システムと人間関係では、世界に通用しなくなっているものね。
だから、こういう人でよかったし、パパ、ありがとね。 |
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最近ちょっと辛いことがあった。取り立ててトラブルが、と言うことはないのだが、義母との間がギクシャクしている。嫁と姑は永遠のライバルと言うか、犬猿 |
の仲であります。お互いに意地悪な気持ちではなく、相手の為にと優しい気持ちでいても、そこは生まれも育ちも違う女同士。いつの間にかすれ違ってきてしまって、姑様にはストレスになっていたらしい。私は脳天気にもう済んだ事と思っていても、年寄りはそうじゃないのですねエ。だんだん体が利かなくなってくるにしたがって昔の不満がニョキニョキと頭をもたげてくるのね。決して喧嘩をしたわけでもなく、お互いが相手の為を思って行動したり言葉をかけているよね。でも、どういうわけか空振り、何てこともよくあるよね。どうしてこういう解釈するんだろうと思う時も。難しいよね。育った環境が違うと考え方も違うし感じ方もぜんぜん違うの。どうしようもないのかもね。
でも、嫌いじゃないのに変な関係になってしまうのはとても辛い。そんな時はやはり旦那様の器量が問われるね。親子は何も言わなくても以心伝心でしこりは残さないけど、嫁っていうのは違うから。そこの所をヨ〜ク考えなくちゃ。旦那様の態度一つで嫁はいつまでも優しい気持ちを失わないでいられる。男はつらいよね。でも、嫁も同じなんだよ。立場が変われば。 |
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