便利になることと不便になることとは紙一重
頻繁にマイナーバージョンアップを繰り返すより、
見栄えは悪くても、基本がしっかりしているほうが、結局は
便利なのです。メールドリブンを標榜する人ほど
確実に動くことが見栄えや便利さより最優先されるのでは
ないでしょうか。
フリーのメーラは、WindowsについてくるOutlookExpressをはじめ
Edmax、Sesna、Qmailなどなど、いろいろあります。
見栄えは、趣味の問題もあるのでしょうが、3分割画面のメーラ
が今は主流のようです。理由はいろいろあるのでしょうが、
SVGA(800×600)以上があたりまえだと、3画面に分けても
そこそこ広く使えるということでしょう。
でも、VGA(640×480)があたりまえだったころは、3画面なんかに
わけるより、切替で使うのがあたりまえだった。
電信八号に出会ったのは、Windows95でmh+mnewsに近い
操作性のメーラを探していた1996年暮れのこと。
それ以来、電信八号の1テキストファイルが1メールという
クラスタサイズが大きいディスクでは効率が悪いが、
いろんなアプリケーションから扱いやすい点から抜け出せず
今に至っています。もともと、同じ形式のMHを使っていたので
違和感がなかったという点も、浮気をしなかった理由として大きいです。
普段、エディタで作業することの多い方は、きっと自分ごのみのエディタがあると思います。
メールを書くときも手になじんだエディタを使いたいと思ったことはありませんか?
そんな方にお勧めです。emacsになれてる人はxyzzyを使ってみましょう。
FAQもあるので安心です。
電信八号お助けソフトがたくさんあるので、自分ごのみの電信八号に仕上げられます。
私の電信八号はこういう構成です。
本体 | 電信八号V32.1.5.0 055 | 石岡さん、電八倶楽部のみなさんありがとう |
メールエディタ | xanares v2.02 | 斎藤さんありがとう |
メールビューア | 電信八号らぶらぶビューア v0.67 | 山田さんありがとう |
その他ツール | いろいろ | 作者さんありがとう |
<自分ごのみへの道>
・電子メールを使いはじめたころは、RMAILを使っていました。
・メールの量が増えてくると使いにくさと重い(SS2で)のとで軽いメーラを探しました。
・軽いメーラとして使える、mnews+MHをみつけ、いまでも会社では愛用しています。
・家で、PCを使いはじめたとき、ダイヤルアップpppを自動的に切ってくれるメーラが欲しくてさがしていたら電信八号にであったのです。
・MHになれていたため、電信八号の1メール1ファイルには全く違和感がなかったのでもともと普通の初心者とは違うかもしれません。
・最初は、電信八号+電信八号メールエディタで使いはじめたのですが、なにぶん、PCが非力(486SX33MHz14MB)だったため、軽いビューアを探していました。
・電信八号らぶらぶビューアにであい、そっけないながらも、キーで操作できるDOS感覚がmnews派の私にはぴったりでした。
・エディタは、秀丸を使っていたのですが、変態キーバインド(DOS版Mifes風)にしているので、ちょっとWindows用エディタとしては癖があるのと、秀丸がシェアウェアであることもあり、人に勧めにくかったこともあり、斎藤さんがxanaresをだされてからそれをずっと愛用させてもらっています。
・1997.11.4、電信八号に巡回機能がつきました。1つのプロバイダにダイヤルアップでつないで、複数メールアドレスを巡回できます。まだ、開発室版ですが、興味のあるかたは使ってみられるとよいでしょう。
・2000.03.31、電八倶楽部版が公開されました。これに伴い、電信八号のオフィシャルWEBページdenshin8.esprix.netが公開されました。
(V321.2b6-stable)
・2000.12.24、ついに、電八倶楽部版がバージョンアップして公開されました。(V32.1.3.1)
・2004.10.5 V32.1.4.3一般公開
<ひとりごと>
2002年4月に職場を変わりました。それまでは、メーラの指定のない職場だったのですが、
新しい職場では、推奨メーラなるものがあったりします。
Becky!とかWinbiffとかが多いようです。でもk-kitaさんはあいかわらず電信八号です。頑固かなぁ。
でも、いいものはいいのだ。
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