結婚式の木遣 千穐萬歳(せんしゅうばんぜい)
千穐萬歳おさむる時は 松の風
緑が竹に世々こめて
幾年永き三千歳を
舞う蝶模様の銚子にて
こがね花さく盃を さえつおさえつお目出度たや
御盃の台のみぎわに 松植えて
千代おんさえづるひな鶴の
みぎわの方に巣をくみて
いわをに亀の群れいつつ
水さっさといさぎよく 神の誓いを身にうけて
誠の鏡くもりなく
千穐萬歳の御喜び
目出度う 三本締め
江戸浅草木遣保存愛好会
象 聲 會
(しょうせいかい)
江戸浅草木遣の特徴
一、木遣は、上手な少人数で唄うより、上手
で なくても大勢で、群れで唄う方が効
果的である。
二、近くで聞くより遠音で聞く方が素晴らし
い
三、全体として、波の音のようであり、樹木
を抜ける風のように聞こえるのがよい。
四、歌詞を聞かせるのが本来の目的ではな
い。歌詞が日本的簡潔さで、『目出度さ』
を表現しているので、祭りの山車曳き、建
築の棟上げ、結婚式、周年儀式、など慶
事の場所で多用される。ただし、不祝儀
でも唄う。
五、一般の人が初めて聞くと、どの曲も同じ
に聞こえる。
六、歌詞よりも、囃し言葉の方が多い。エ
ー・ヨー・オーイ・ハーソーリャー・エン
ヤーレ・ヨイヤネー・ジョサイナイ(神に
つつしみ、災いを払いのける)。
七、唄い出しや折り返しの声が不揃い、しか
し、どこかでひとつの音になり、全体で
調和している。
八、音符、譜面がない。また楽器の伴奏は
ない。
九、口伝で教える。
十、基本的に、江戸時代の無学な建築土木
労働者の労働唄を、『粋』にまで昇華させ
た江戸の民謡。
結婚式は・・・花嫁が一番美しくあでやかに映る
江戸浅草木遣道中で・・・・
一生、記憶に残る結婚式になります。
象 聲 會(しょうせいかい)におまかせください。
結婚式での木遣について 流れをメモします。
入場・・普通の披露宴では、ウエディングマーチの演奏で新郎新婦が入場しますが
木遣一声、扉が開くと同時に木遣道中で入場します。
お客さまはその江戸情緒あふれる古典的なめずらしさにびっくりして感激します。
半纏・股引姿の木遣師7,8人が二列に並び、弓張提灯、金棒を持ち、扉が開くと同時に真鶴(まなづる)、手古(てこ)という木遣音頭を唄いながら入場し、その後ろに、新郎新婦・仲人が続きます。お客様のテーブルをぬってゆっくりと歩きながら、正面の席につくまで木遣唄がつづきます。また、纏師が纏を振って勢いをつけます。
お客様のテーブル上に『木遣の由来』という簡単なメモを用意します。
お客様全員がはじめて聞く木遣に驚き、木遣とはなんぞやを理解します。

仲人の挨拶のあと、普通はウエディングケーキ入刀となりますが、木遣が入る結婚式では新郎新婦が日本酒樽で鏡割りを、木遣一声真鶴(まなづる)にあわせておこないます。
その後、いろいろな挨拶や、余興がありますので、木遣師たちは、控え室に戻り用意された食事をいただきながら、待ちます。
最後のほうで、再び入場し、両親への花束贈呈が終わり次第、全員起立してもらい、千穐萬歳(せんしゅうばんぜい)という結婚を祝う御目出度い木遣のあと、三本締めの音頭をとり、全員の手拍子で大締めをおこないます。
終わると同時に、お年寄りのお客様が、木遣師たちのところに集まってきて、感激の面持ちで、初めて結婚式で感動しました。いろいろな結婚式にいきますが、今日が一番印象に残りましたと語ってくれます。(どこの結婚式にでても、同じような印象を語ってくれます。)
以上

が、だいたいの流れです。ケーキ入刀があってもかまいません。
経費の件ですが、象 聲 會では、交通費込み(都内)で約10万円のご祝儀をいただいております。
ぜひ、若い人にお勧めくださいますようお願い申し上げます。(土、日、祭日のみ)(平日応相談)
連絡先 江戸浅草木遣 象 聲 會(しょうせいかい)
岩井 良達
TEL 03−3613−5360
FAX
03−3613−5375 携帯 090−5444−3188
Email
iwai@flamenco.plala.or.jp
URL
http://http://www8.plala.or.jp/kiyari/
いままで参加した会場・・・帝国ホテル・ホテルオークラ東京・赤坂プリンスホテル・品川プリンスホテル・東京プリンスホテル・センチュリーハイアット東京・新大久保ホテル海洋・明治記念館・浅草ビュユーホテル・虎ノ門パストラルホテル・グランドヒル市谷ホテル・京都都ホテル・築地料亭治作・浅草草津亭・メルパルク東京・芝パークホテル・浦和東武ホテル・六本木ストライブギャラリー・浅草ギャラリーエフ・浅草雷門茶寮一松・ホテルグランパシフィックメリディアン・サンシャインプリンスホテル・如水会館・千葉幕張ホテルスプリングス・椿山荘・丸の内パレスホテル・両国第一ホテル・船橋競馬場初春レース・大手町1丁目再開発ビル群(経団連)上棟式 ・高尾山うかい鳥山・佐倉ゆうゆうの里・新宿京王プラザホテル・お台場ふじテレビハチタマホール・市谷私学会館・浦安東京ベイ東急ホテル・ホテル新宿ヒルトン東京・新潟柏崎市岬館式場・六本木ヒルズビルホテルグランドハイアット東京・中央箱崎水天宮ロイヤルパークホテル・芝公園とうふやうかい・ANAクラウンプラザホテル新潟 ほか
弓張り提灯 1本 10000円
結婚式の木遣道中
真鶴(まなづる)
(兄) イヨー・オーオン・ヤール・ヨー・
(弟) エー・ヨー・オー・
手 古 (て こ)
(兄) ヨー・ヤーアレーテーコー
コーセーイエー・−・
ホーンヤー・ラー・ネー
エー・ヨーオー・シメー・ワー・ヨー・イゾーヨー・
テーコー・セー・イエー・ホーンヤーラー・ネー
エー・ヨーオー・ゴクロー・ナー・ガー・ラー・モー
テーコー・セー・イエー・ホーンヤラー・ネー・
エー・ヨー・キヨー・オー・ワー・ヨキーヒーヨー・
テーコー・セー・イエー・
ホーンヤーラー・ネー
皆で木遣を唄いましょう。
(兄)イヨー・オーオン・ヤール・ヨー
(弟)イエー・エエ・ヨオー・オー・オオ
木遣でこの文句を(まなづる)といいます。どの場面でも木遣はまなづるから始まります。
(兄)はリドボーカルで、(弟)は合唱団です。兄のオンヤルヨーのヨーのところで弟のイエーがかぶさります。この二行をマスターするのに週一の稽古で約一年、兄のほうは約三年かかります。
意味は響きのとうり、さあ、皆で元気にがんばりましょうというところです。
木遣は、昔は日本国中どこでも唄われました。重量物の移動や、その他多数の力を一致結集させるときの掛け声、気勢から発達し、その中に民謡を取り入れ、また音頭唄となって大衆の間に発展しました。
徳川幕府は江戸城建設のため全国から多くの労務者を集め、その中の木遣を伝承した鳶職達に現場監督をまかせました。その後木遣は、江戸町火消しに指名された鳶仲間の専有するところとなて、皆が競って修練を積み重ね、お座敷芸となって、粋筋にも唄われるようになりました。
木遣の利用は、建築の棟上げ、祭礼の山車曳き、結婚式・周年記念・還暦・叙勲・出版記念などの祝い事、通夜、葬儀などの不祝儀で唄われるようになり、今日にいたりました。そして今では、江戸時代よりの木遣を残しているところは、東京をおいて他にあまりみられない現象となっております。
浅草の木遣愛好者達が、江戸浅草木遣名人保坂金三郎氏の指導のもと、趣味と保存の目的で修練(象聲會)しております。
(兄)ヨー・ヤーアーレテーコー
(弟)コーセーエ・イエー・エー・ホーンヤー・ラー・ネー
この文句を手古(てこ)といい、まなづるのあとに必ず続けます。
兄きゃ二階で木遣の稽古・・・・ 興味のある方はどうぞ。なお文中弟は江戸っ子のようにオトと読んでください。