私の飼育法から紹介します。
私も素人の一人なので,この方法が一番いいかどうかはわかりません。
参考程度にお読み下さい。
まず,たまごを親たちと別にしなければなりません。
そのままだと,抱えていても,水草についたとしても,ほかのメダカにつつかれたり,食べられたりしてしまいます。
たまごの取り方ですが,自然な状態なら水草になすりつけたのを取り除くのですが,待っておくわけにも行かないので,ネットなどでたまごを抱えているメダカをすくいます。
堅いもので離そうとすると,メダカもたまごも傷つけてしまいそうなので,私は,絵の具の小筆を使っています。(柔らかそうな毛のやつです)
メダカのおなかをなでるようにしながら,そっとたまごを離してやればOK。
つまようじなどでも,メダカを傷つけなければ大丈夫だと思います。
ネットの中でメダカとたまごを離します。
少しくらいなら,メダカは水から上げていても大丈夫だけど,
テキパキやって,メダカはすぐに水に戻してやって下さい。
次に,たまごを1個ずつバラバラにしておきます。
これは,ミズカビの被害を最小限に押さえるためです。
今度はゼムクリップを使うと簡単です。
ゼムクリップ(銀色のふつうの小さいクリップ)の針金を持ちやすいように伸ばします。
このときに,たまごに傷を付けないためと,持ちやすくするために両端に当たる部分は曲がったままにしておきます。
このクリップで,たまごを扱えば,曲がっている金属の部分がたまごに当たるので安心して作業できます。
クリップだと,クリップにたまごがくっつきにくいので簡単です。
このたまごは,観察もしたいでしょうから,別の容器に入れてやりましょう。
容器は何でもかまいません。
呼吸量そのものが少ないのでエアーポンプなどは必要ないですが,水草を一本入れておくほうが安心です。
それよりも,少なすぎる水で育てると水温が変化しやすいので,たまごが死んでしまうことがあります。
適当な大きさの容器がないときは,あまり大きくない容器に入れて,親メダカのの水槽にひっくり返らないように浮かべておくと,水温変化も緩慢になりよいようです。
実際はコップと水草一本でかえりました。
だいたい12日から15日で自然に孵ります。でもある程度大きくなるまでは
親と一緒にしないで下さい。(やっぱり食べられます。)
科学的でない部分や間違っている部分があるかもしれません。ご了承下さい。