岐阜のけんけんさんから教えてもらいました。
私が捕まえてきたミジンコたちの画像とともに,ご紹介します。
生きたエサとして代表的なのは,イトミミズやアカムシ,そしてミジンコでしょう。
ここでは,水の中の小さな生き物プランクトンを紹介します。
ミジンコの仲間
名前 | ミジンコ | ケンミジンコ |
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画像 | ||
イラスト | ||
特徴分類 | エビ・カニなどと同じ仲間。栄養満点。 | |
活動の様子 |
拡大したシルエットが”ひよこ”みたいなやつです。 水中を注意深くのぞくと、ピン、ピンと両手を使って泳いでいます。 天気のいい日は、底の方、曇りの日や夜は水面にいます。白っぽい色をしています。 1度にたくさん取ると、全体が肌色に見えますが、緑色の場合もあります。 これは、食べている餌の違いなので大丈夫です。 |
しっぽの部分が,Yの字になっています。 メスはたまごのふさを持っています。 |
泳ぎ方 |
0.5秒から2秒位に1回”ピン”と動きます。 1回の移動量はせいぜい、自分の体の2〜3倍位。 |
1秒に数回、「ピンピンピン・・・」と、 跳ねます。自分の体の数倍程度、移動します。 すばしっこいので、メダカは追いかけるのに苦労します。 |
捕まえ方 |
目の細かい小さなタモ・金魚ネットで採取します。 (ペットショップで200円位で売っています。) 田んぼや池、沼などにいます。 落ちないように注意してね。 |
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ふやし方 |
環境の条件がいいとメスだけで増えます。背中の殻のなかに卵を産み、 卵はそのまま、母ミジンコの殻の中で孵化し、やがて外に出て行きます。 低倍率の顕微鏡で観ると、母ミジンコの背中の殻の中で子ミジンコが 動いているのが見られます。針の先で母ミジンコの背中をつついてやると 子ミジンコが元気に泳ぎ出てくるのがよくわかります。 メダカの子メダカの水そうに母ミジンコを入れておくと、 この「子ミジンコ」を子メダカが食べます。 |
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あたえ方 |
水そうにどっさりと入れます。 メダカたちは、顔色・目の色をかえ、ひたすら食べまくります。 メダカたちが大満足し、腹がおたまじゃくしの様になって 食べ残しても、生餌ですから、しっかり生きています。 やりすぎても水が腐りません 水そうの上からのぞくと、メダカの腹が左右に大きくはみ出ているのが わかります。まさに、おたまじゃくしです。 |
他に、タマミジンコ、カイエビの小さいものなどもいますが、
殻が固すぎるためかメダカたちの食いっぷりは、いま一つです。
これらは、ゆっくりとした連続動作で動きますので、すぐにわかります。
ゾウリムシ
名前 | ゾウリムシ | |
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画像 | ただいま撮影中 | |
イラスト | ||
特徴 |
たくさんの子メダカが生まれたとき、あたえています。 一つの水そうに,たくさんの子メダカが生まれると多くの餌が必要となりますが, 市販の配合飼料では、水がにごってしまいます。 また、みじんこでは大きすぎる為、生まれたばかりの子メダカでは食べられません。 やがて、子メダカ同士で共食いを始め、数が減ってしまいます。 こういう時にゾウリムシを与えています。 |
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ふやし方 |
用意するもの イチゴパックなどの透明容器 雑草(あまりにおいの強くないものなら何でも良い。) (けんけんさんはツユクサを使っています。)
方法
慣れると、イチゴパックを横から見ると白いかすかな
”たね”ゾウリムシについて |
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あたえ方 |
スポイトでイチゴパックの中のゾウリムシの集まっているところを吸い取り、 子メダカの水そうにそっと入れます。 子メダカを横から見ていると、盛んに食べいてるのがよくわかります。 生まれてまもなくの子メダカは、弱々しく腹も小さいのですが、 ゾウリムシをたくさん食べると、この腹も、 小さいなりにふくらんでくるのがわかります。 |
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注意 |
何しろ、ゾウリムシは本質的にきれいなものではなく, あまりおすすめできません。 イチゴパックもかなり臭います。 やる場合は必ず、家の外でやりましょう。 |
科学的でない部分や間違っている部分があるかもしれません。ご了承下さい。