産卵の様子が観察できました!
メダカの飼育を始めてからずっとやりたかった、
「産卵の様子の観察」に成功しました!!!
小さな水そうに、オスとメスを一匹ずつ入れておきます。 仲の良いオスメスを見つけるのが、観察実験の成功のポイントでした。 そして観察する前の日の夕方、オスをビーカーの中に入れておきました。 |
その日の朝、ビーカーからオスをそっと出してやり、メスといっしょにします。 最初は、あたりの様子をうかがっているのですが、そのうち2匹がいっしょに泳ぎ始めました。 |
(観察2日目)手前がメス、奥がオス (観察1日目)手前がオス、奥がメス |
オスが、メスの下をくっるっと一回転します。 これがどうもメスをさそっている動きのようです。 オスは、何度もその動きをくり返していると メスが水中で止まってくれます。 すると、オスはメスにそっと近づき、せびれとしりびれでメスの体をだきました。 オスのせびれの切れ目が、メスのせびれにきます。 他のひれは、小さく動かしています。 そうして、2匹はくっついたまま、そこの方にだんだんしずんでいきました。 |
しばらくすると、オスが小さく体をピクッと、3回ふるわせました。 すると、メスがたまごを産み始めます。 オスの精子は、とう明なのでしょうか、よく見えませんでした。 たまごが生み出された後、オスは静かにはなれていきますが、あたりを見回したり、メスの近くによってきて様子をみたりしてくれます。 メスの方は、すぐには泳げないようで、しばらくじっとしていました。 |
初めてみる、産卵放精行動(さんらんほうせいこうどう)(配偶行動)は、感動的なものでした。
この観察実験の方法は、コーナーを設けて、もう少しくわしく紹介します。
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