(大阪支部作成「ビデオ膠原病入門」より)

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bQ 膠原病って何?(2)


←【図3】

 このとき、膠原病として挙げられた病気は全身性エリテマトーデス・関節リウマチ・強皮症・多発性筋炎/皮膚筋炎・結節性多発動脈炎・リウマチ熱の6つです。
 
 その中でリウマチ熱に関しては細菌感染によることが判明し、現在では膠原病からは外されています。


←【図4】

 このように膠原病とは一つの病気ではなく、多くの病気の総称だということです。
 
 現在では混合性結合組織病やシェーグレン症候群といった更に多くの病気が膠原病として挙げられています。

 これらの病気の特徴を更に詳しくみていきましょう。


←【図5】

 まず膠原病は全身性の疾患であるということです。

 胃炎や肺炎といった1つの臓器に限定した病気ではなく、関節・皮膚・筋肉・肺・腎臓・血管・神経など身体の様々な部分に症状が出てくることが特徴です。

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