(大阪支部作成「ビデオ膠原病入門」より)

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bX 膠原病の診断(1)

◆膠原病の診断
 膠原病の診断は診断基準によって行われています。

【図24】

 例えば胃ガンの場合、内視鏡で確認し細胞をとってきて顕微鏡でみたとき、そこにガン細胞があれば胃ガンと確定できます。

 しかし膠原病の場合は一つの症状や検査では確定できず、膠原病と疑わしい症状がある場合には検査を進め、多くの症状と検査結果をあわせて診断基準と照らしてみて膠原病と診断していくことになります。



【図25】

 診断基準の例として全身性エリテマトーデスについて説明いたしますが、診断基準にはその病気で出る可能性のある症状や、検査の異常が示されてあります。

 すべての項目が一人の方に出ることは決してなく、一部のみ出る可能性があるということですので心配しすぎないようにお願いいたします。

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