−過去日記:12月前半− |
|
スクープ!!あのドラクヱモソスターズに隠しモンスターが!! よいこのみんな、ジャソプファミコソ聖拳師範のゆうてゐだ!! なんと、あのドラクヱモソスターズに隠しモンスターがいることが発覚したぞ!! モンスターの名前は「チョコポーノレむかい」、こうげき力が高く、 「なめまわし」、「ハッスルダンス」、「しっぷうづき」、「きゅうしょづき」などの 数々の強力な特技を覚え、戦闘中それ以外の特技もランダムで使ってくれるぞ!! ただしやせいちは高めだけどな!! ↑これが証拠の写真だ!! そのモンスターの入手方法は、
これだけ強いモンスターだから、配合に使うのももったいないが、 我々ファミコソ聖拳の調べでは以下の配合が確認されているぞ!!
さぁ、他にもいろいろ言いたいことはあるが今週はこれまでだ。 次週のファミコソ聖拳は、
|
|
|
薄い闇があたりを覆う場末の倉庫、一人の男が荷物に背を持たれかけるようにして タバコを吹かしている。不意に車のエンジン音がした。男はその方向に視線を向けてみると、 倉庫の前に黒塗りのキャディラックが止まっており、中から中年の、ひげを蓄えた男が出てくる。 「タバコは体によくないぜ、ジョージ。」中年の男はそう言いながら、ポケットから禁煙パイプを取り出し、 それを口に運ぶ。「今は嫌煙家の時代だからな。」 「フン・・・。こいつは俺のポリシーだ、これをやめるときは・・・・、俺が死んだ時だ。」 なれなれしく話してくる中年の男を鬱陶しそうに見つめながら、ジョージは咥えていたタバコを地面に投げ捨て、 それを足で踏みつぶす。 「・・・・。で、依頼とは?」 「おっと、そうだったな。」男はそう言い、部下らしき人物に目配せをする。車のトランクの中から 銀色のアタッシュケースが取り出され、男の目の前に運ばれてきた。 「いつもどおりだ。こいつをこの場所に。」男はそう言うと胸ポケットから一枚の紙を取り出す。 そこには届け先であろう住所が記されていた。 「・・・・・。」ジョージは無言のまま、目の前のアタッシュケースを受け取る。 ずしり、と大きさの割には不釣合いな重さが彼の手に伝わってくる。 思わずジョージは怪訝な表情を浮かべた。 「おっと、こいつの中身に関して余計な詮索をするな。命が惜しければな。」 男はそう言うと、懐に手をやる。部下達の間にも緊張が伝わる。 「フン、俺が興味あるのは仕事の結果と報酬だけだ、余計な心配は無用だ。」 ジョージはそう言うと、アタッシュケースを担いで倉庫を去っていった。 ジョージが完全に視界から消え去り、再び沈黙があたりを支配する。 ふぅ、と緊張の糸が切れたのか、部下の一人が大きく溜息をついた。 「社長、大丈夫なのですか?あんな男に任せて。」彼は心配そうに中年の男に話し掛ける。 「心配するな。やつは無愛想だが腕だけは確かだ。そう、腕だけはな・・・。」 社長と呼ばれた男は、そうつぶやきながらジョージが去っていった方向をじっと見つめていた・・・・。 *「・・・・。というわけで部長、クール宅急便に対抗して ハードボイルド宅急便って言うのを考えてみたのですがいかがでしょうか?」 *「うーん・・・。アイデアは面白いんだけどねぇ・・・・。」 |
Back to Home 一つ前に戻る |