第1回ウトナイライセンス資料

佐藤式工作「紙グライダー」

                         TOSS/FreeTalk 角銅 隆
 
 
 青と赤の画用紙を提示する。青にはクリップをつけておく。

紙グライダーが滑降します。
クリップのついた方、ついていない方、どちらが飛ぶと思いますか?
 
 挙手をさせて確認する。

やってみます。
 
 高い位置(台などを使う)から両方を同時に放すと、青い画用紙が飛ぶ。

重さのバランスがとれていると、画用紙でも飛ぶのです。
でも、この形じゃあつまらないよね。
 
 実物と画面で見本を提示する。

今日は自分だけのオリジナルグライダーに挑戦してみましょう。
 
 色画用紙の画面を提示する。

画用紙を出します。折れているところを持ちなさい。
 
 はさみの画面を提示する。

はさみを出します。
はさみは根本を使ってゆっくり切ります。
 
 画面でいろいろな形の見本を提示する。

今回は下がきをしません。考えながら切っていくのですよ。
 
 画面で悪い例の提示をする。

ただし、半分以上を切り落とすと飛びにくくなるので、注意しましょう。
 

早く切り終わった人は、何グライダーに見えるか考えて待ちましょう。
では、形を切ります。用意、スタート。
 
 製作させる。全員できるのを待って、指示をする。

前になる方を上にして、先生の方に見せてご覧なさい。
 
 全員の形を確認する。飛びそうもないものは、2枚目の画用紙を使っていいことを確認する。 
 クリップの画面を提示する。

次。クリップの数と位置を調整して飛ばします。
例えばだるまグライダーは、クリップ1つで、5ミリぐらい離した方がよく飛び ました。
 
 紙グライダーの完成画面を提示する。

飛ばすコツは、後ろを優しく持って、軽く押し出すようにするのです。
 
 実演する。

飛ばす練習をします。先生が合図をしたら席に戻りなさい。始め。
 
 活動させる。上手に飛ばない人には個別指導で対応する。

終了です。席に戻りましょう。
紙グライダーはよく飛びましたか。
 
 次時予告。見本の画面提示。

次回はこの紙グライダーに飾りをつけます。
 
 
原実践:『佐藤式”楽しい工作”メニュー10選第二集(佐藤昌彦著)』
    「5 紙飛行機のファッションショー」