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(Co Co Cleveland L-1010) SIDE ONE 1. AIN'T THAT A GROOVE 2. SO DAM FUNKY 3. SEXY MOODS OF YOUR MIND 4. MESSIN' WITH SLY SIDE TWO 1. WE HAD TRUE LOVE 2. WHAT YOU WANT TO DO 3. WHAT SHOULD I DO
アルバムの半分以上を占めるインストで見せる、隙のない、完璧な演奏は、ファンクというよりは、フュージョンに近いものを感じる。彼らの売りは、その卓越した楽曲であり、それはそれで誰もが認めるところ。しかし、我々ソウル好きにとって、本作にはそれ以上の目玉がある。そう、ルー・ラグランのヴォーカルである。彼は、ストリングスを始め、あらゆる楽器を使いこなすだけでなく、プロデュースまでも手がけるといった、類まれな才能の持ち主であるが、それにもまして、彼の伸びのある安定したヴォーカルは、とにかくすばらしいの一言で、本作でも一際異彩を放っている。ただ、彼がヴォーカルをとるのは3曲のみなので、本作では物足りないという方には、彼のヴォーカルが十分堪能できるソロ作や、86年にファーストライトというグループ名義でリリースされたゴスペル・アルバムでルー・ラグラン節を味わっていただきたい。 |
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