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THE

DELLS

 

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OH WHAT A NITE (1959)

 

VEE JAY (LP 1010)

Side One

01. Oh What A Nite

02. Time Makes You Change

03. Dry Your Eyes

04. Baby Open Up Your Heart

05. Moving On

06. Zing Zing Zing

Side Two

01. Why Do You Have To Go

02. Jo Jo

03. Pain In My Heart

04. I Wanna Go Home

05. Dreams Of Contentment

06. Dance, Dance, Dance

 

デルズの前身は、The El-Raysというグループで、53年に結成された。当時のメンバーは、マーヴィン・ジュニア、ヴァーン・アリソン、チャック・バークスデイル、ミッキー・マックジル、ジョニー・ファンチェス。54年には、Checkerから "Darling I Know / Christine (794)" をリリースしている。55年のVee Jay移籍とともに、グループ名を Dells に変更。同レーベルから56年にリリースされた "Oh What A Nite (204)" が、彼らの初ヒットとなる。59年発表のファースト・アルバムのタイトルにもなっているこの曲は、彼らの絶頂期にリリースされた "There Is" "Stay In My Corner" "Give Your Baby A Standing Ovation" などの名曲の数々に勝るとも劣らないすばらしい曲で、文句なし彼らの代表曲の一つといえよう。60年には、ジョニー・ファンチェスに変わり、元フラミンゴズのジョニー・カーターが加入。グループも Argo を経て、66年に Cadet へ移籍。ここから彼らの快進撃が始まる。マーヴィン・ジュニアのバリトン、ジョニー・カーターのファルセットを武器に、次々と名作を発表。この後何十年もの間にリリースされた Dells のアルバムに駄作が一切ないのは、まさに快挙といえよう。特に73年から74年までの「Give Your Baby A Standing Ovation」 「The Dells」 「The Mighty Mighty Dells」の3部作は見事で、まさしく Standing Ovation ものである。


THERE IS (1968)

CADET

(LPS-804)

Cadet移籍後第一弾で、初期の代表作としても有名なアルバム。70年代のスウィート路線は、ここでは、まだ際立っておらず、それを期待して聴くと面食らうことになる。しかし、本作のアップで見せるストレートさにこそ、彼ら本来の格好よさを見て取れる。本作では、ジャンプ・ナンバーの "There Is" と、ソウル・スタイルを確立した重要曲 "Stay In My Corner" がずば抜けているが、アルバム全体を通して佳曲が並ぶ。


GIVE YOUR BABY A STANDING OVATION (1973)

CADET

(50037)

スウィート・ソウルが好きな人には絶対のアルバムが本作ではなかろうか。何といっても1曲目のタイトル曲。冒頭のMC、観客の拍手、マーヴィン・ジュニアのバリトンとジョニー・カーターのファルセットの絶妙な絡み。これだけ完璧な出来のスウィート曲もそう滅多にお目にかかれない。本作よりドン・デイヴィスがプロデュースに加わっており、このタイトル曲を含む彼がプロデュースした曲は、本作の聴きものとなっている。


 

THE MIGHTY MIGHTY DELLS (1974)

CADET

(60030)

「Give Your Baby A Standing Ovation」よりプロデューサーとして加わったドン・ディヴィスは、次の「The Dells」から、全面的にプロデュースを担当。"My Pretending Days Are Over" をはじめ、絶頂期のデルズがびっしり詰まった名作であった。そして、74年の本作で、その頂点を極めることになる。アルバム全体を通して、絶頂期の勢いがひしひしと伝わってくるが、中でも "Sweeter As The Days Go By" は、"Give Your Baby 〜" や "My Pretending 〜" で見せた甘ったるさに、ピリッとスパイスを効かせた大人の香りが漂う壮絶バラードで、彼らのバラードの中では1、2を争う出来である。


I TOUCHED A DREAM (1980)

20TH CENTURY

(T-618)

彼らの古巣であるシカゴに戻り製作された本作は、"Chi-Sound" の大御所、カール・デイヴィスと、シャイ・ライツのユージン・レコードがプロデュースを手がけており、彼らとの相性の良さが前面に押し出された好盤に仕上がっている。ここでもやはりスローが突出しており、中でもタイトル曲の "I Touched A Dream" は、彼らの全盛期を彷彿させる王道バラード。デビューから20年以上の間、これだけクオリティーの高いアルバムを作り続ける彼らは、まさに奇跡といえる。


 

 

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THE

DELLS

 

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