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BILLY WARD AND HIS

DOMINOES / BILLY WARD

AND HIS DOMINOES

1955

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(Federal 295-94)

SIDE ONE

1. SIXTY MINUTE MAN

2. DO SOMETHING FOR ME

3. HAVE MERCY BABY

4. DON'T LEAVE ME THIS WAY

SIDE TWO

1. THE BELLS

2. I'D BE SATISFIED

3. THESE FOOLISH THINGS REMIND ME OF YOU

4. WHEN THE SWALLOWS COME BACK TO CAPISTRANO

 

ドゥ・ワップの、そしてソウル・ミュージックの金字塔として今もなお燦然と輝き続ける不朽の名盤。 作曲家でピアニストのビリー・ワードとマネージャーのローズ・マークスの指揮のもと、テナーのクライド・マクファター、セカンドテナーのチャーリー・ホワイト、バリトンのウィリー・ラモント、ベースのビル・ブラウンで録音された A-1 "Sixty Minute Man" は、その歌詞の内容ゆえに多くのラジオ局では放送禁止となったものの、ゴスペルやブルースといった黒人音楽の境界を越えた重要作であり、さらにはロックンロールにも通じる曲であるとして、多くの白人にも受け入れられ、R&Bとしては初のブラック・チャートとナショナル・ポップ・チャートの両方でヒットした曲でもある。 その後、チャーリー・ホワイト、ビル・ブラウンが去り(ともにチェッカーズを結成)、それを機にビリー・ワードはクライド・マクファターを前面に打ち出しはじめる。そうして生まれた名曲 A-3 "Have Mercy Baby" は、ドミノスとしては、"Sixty Minute Man" に続く2曲目のナンバー・ワン・ヒットとなり、その続編 B-1 "The Bells" とともに、ゴスペル曲の定番として多くのアーティストにカバーされ続けている。しかし、ビリー・ワードのあまりにも商業的なやり方に対する不満から、ついにはリードのクライド・マクファターが脱退(まもなくドリフターズを結成、その後もソロとして活躍)。彼の後任としては、ジャッキー・ウィルソンが迎えられた。

 



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