31.お守りさま
ミクミンさんの体験談です。
私が住んでいた家のトイレには、小さな男の子が居ました。
とっても小さい小人さんなのです。
幼い時は便秘がひどく、トイレの癖をつけるためにと両親に言われ
ウン○が出なくても長時間、トイレに座っていました。
トイレに座ると、すぐ目の前の壁は木で出来ていて
その壁には枝を削がれた年輪部分がたくさんありました。
その年輪の中で一番大きくて直径2cmぐらい凹んでいるところがあるんです。
ある日、いつもの様に「早くウン○が出ますように」とお祈りしていると
その凹んでいる所に男の子の顔が浮かび上がって
”大丈夫だからね”
って頭の中に話しかけてくるんです。
時には”がんばれ〜!”って。
だけど、したくもないウン○が出るわけもなく
「アカンわ。。。出んもん。。」
と消極的になっていると、不思議と、すんなり出てきちゃうのです。
「お兄ちゃんのおかげだよ、ありがとう」って何度も感謝するようになりました。
ええ、毎回ウン○の時に彼は登場するのです。(オシッコだけの時には登場しません)
私は、トイレの神様だと思っていました。
私は、幼い時分、トイレには神様が居るんだと、親に聞かされていましたよ