外薗昌也 |
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黒異本 外薗昌也 廣済堂文庫 数々の話題作を手掛けてきたホラー漫画家・外薗昌也が満を持しておくる 背筋も凍る実話怪談、第2弾。 「怪談作家とは忌まわしい話ばかり聞き込み、文にする商売だ。」 その言葉通りの忌まわしい〈死〉に纏わる奇妙な話が目白押し。 「ドッペルゲンガー」「怪トンネル」「人形の話」「団地」「黒い人」、前作で読者を震撼させた 「僕の家」後日談も収録。 巻末にはホラー作家。黒史郎氏との対談を掲載。 「読後感、最悪!」と、折り紙つきの怪談から目が離せない!」 |
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異能怪談 赤異本 外薗昌也 竹書房文庫 「書かれたくない」 昨夜遅く、以前から気になっていた開店したばかりのラーメン屋に妻と行ってみた。 人懐こい店主と世間話をしている内に怪談を聞かせれて驚く。 短い話だったがあまりに怖いので、ラーメンがのびるのも構わずその場でメモを取った。 帰宅後、急いでメモを見ながらパソコンに書き込みして保存。 安心して眠りに就いた。 翌朝、起きてパソコンを見てみると、昨夜保存したはずのデータが消えていた。 どこを探しても、履歴もなし。 仕方ないので、昨夜書いたメモを探すが見つからない。 そこで、昨夜の話を思い出そうとするが、まるで思い出せない。 妻を呼び、せめてヒントでも聞き出そうとするが、妻も知らないと言う。 それどころか、昨夜はラーメン屋なんて行っていないと言う。 『書いちゃいけない話』だったのか? それとも『書かれたくない話』だったのか? いずれにしても、またあの不味いラーメンを食べに行かねばならないようだ。 |