一条真也 |
Amazon | 楽天市場 | |
一条真也 |
| 最期のセレモニー 一条真也 PHP研究所 メモリアルスタッフが見た、感動の実話集 霊の本ではありませんが、著者が霊の存在を認識されたのが以下の話。 「不思議な体験」 故人は七十代後半の女性で、子供さんが三人とお孫さんが七人いらっしゃいました。 葬儀開式の一時間前、式の流れや焼香の作法などを式場で説明していた時のことでした。 突然、ひとりのお孫さんが祭壇を指差しながら叫びました。 『あそこにおばあちゃんがいる!』 『本当、笑っている、笑っている』 『手を振っているよ』とお孫さん全員が言い出し 祭壇に向かって手を振り出したのです。 驚いた親戚・親族の方々は 『どこ?どこに?』と口々にたずねられましたが、子供たちが 指差すところには、私も含めて何も見えません。 式場内は騒然となりましたが、二、三分してお孫さんにも見えなくなったようでした。 ただ、お孫さんたちみんなが 『ありがとうって言っていたよ』 と口を揃えて言っていました。 その後は何事もなく無事に葬儀を終えることができましたが、改めて『霊』というものの存在を 認識させられた不思議な体験でした。 |